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メッセージ・コーナー 〜『アイム・イン・ブルー』に関して



平中さんの「かあいい」という表現が好きで、私のことをそんなふうに言ってくれる人、いないかなあ、と思っていたところ、ついにみつかりました! しかも、すぐ近くに…
最新作「I'm in Blue」を読みました。ハードボイルドなんて普段読まないから「うーん、どうかなー」なんて、手にする前に考えちゃったんですけど、読んでる間、すっごく楽しかった! 私の心のベスト10の第2位です(1位はShe's Rain)。
私の好きな季節も終わろうとしています。来年の夏は、就職活動で大変なことになっているんだろうなー。8月の終わりにサイパンに行ったのですが、「I'm in Blue」を読んでから「ハワイにしておけばよかったー!」と後悔してます。ハワイ、いきたいぞ!
次回作、楽しみにまっています。
Miss 柿沼 香世(Favorite doll:れいこ from『She's Rain』)

「アイム・イン・ブルー」を、いま読み終えました。
タイトルからも、なんとなく涼しげなイメージが伝わってきたのですが、実際読み進めていくうちに、海風の爽やかさ、ジャズのサウンドがつくりだすクールなグルーヴ、緊張感とスリルに満ちた、ひやっとするような事件のシークエンスなど、いろいろな種類の「涼しさ」が暑さを忘れさせてくれました。
舞台となったハワイ、わたしはまだ一度も訪れたことがありません。そのくせ「日本人観光客ばっかりの場所」と敬遠したりもしていたのですが、本編でのヘヴンリィな情景描写に、ちょっと考えを改めようかなあと思っています。要は、訪れるスポット次第ということなんでしょうね。青い海や青い空をすぐそばに感じながら過ごす日々は、きっと素敵なんだろうなあ、と思います。
普段はなかなか手の届かない、遠い存在である真っ青の海や空…"blue"が望んでも手の届かないものを象徴する色であるならば、まさにハワイはそれらがすぐそばにある、非日常の夢のような地といったところでしょうか。この物語で主人公が出逢った魅力的な女性達は、みんな主人公のもとを去ってしまうわけですが、それも、そんな"blue"の中に主人公がいたからなのかもしれない、そう解釈しています。
ひさびさの著作刊行!ということで、もう一気に、貪るように読んでしまいました。私としてはもっとエレガントに少しずつ味わいながら読みたかったのですが(笑)。
次回作を楽しみに待っています(プレッシャーではありません、念のため)。
by Miss Junko Konishi, our Club Member

『幻冬舎のコが、このメッセージを見て曰く、「お洒落な文を書くひとですねぇ。編集者にしますか、ひとつ」。「うむ。しとくか」と僕(笑)。どうもありがとう。でも、
>次回作を楽しみに待っています
はちょっと…もうしばらく『ブルー』で愉しんでいただけませんか?(笑)』


★「ブルー」も読み終わりました。読んでいる間は半分「ブルー」の世界で息をしていたようなつもりでしたから、ページが残り少なくなってくると文字を目で追いながらもドキドキしてしまいました。
TハードボイルドUってことで妙に構えて読み始めたのですが・・・ハードボイルドって非常に硬派な話のことで、恋愛とかは御法度なのかと思っていたのですが、そういうことではないんですね・・・どうもハードボイルド=北方謙三(字はこれでいいんでしたっけ)というのが頭に浮かんで(といっても北方さんの作品も読んだことなかったりするのですが)・・・というつまらない先入観をかかえつつも、途中からそういうこともすっかり忘れていましたよ。
冒頭の哲学めいた(?)一節が載っているような部分も好きです。自分では気づかない一言とかでひとが抜粋したのを見せてもらえるのはなにか得した気分にもなり その方が頭に入る気がして、短い文章には短い中にも広い宇宙があって、逆に長文よりいろいろなことにおきかえられて深い意味をもっているってところありますよね。それがたまたま今の自分の状況や経験にはまったりすると、じじじ〜んときてしまいます。で勇気づけられたり。
ハワイは私も文句なく好きな場所です。初めて海外で病院へ行った思い出深いところでもありますが・・・。今度行くときは是非「ブルー」をなぞった旅なんかも良いな!と思いますよね。
 
by Miss Seiko Yanagisawa, our Club Member
(Favorite doll:ヴィヴィアン・ウェイド from『アイム・イン・ブルー』)

『>ハードボイルドって非常に硬派な話のことで、恋愛とかは御法度なのかと思っていたのですが、そういうことではないんですね
うーん、ハードボイルドとは何か、というのは一般論としては難しいですよね。
僕の愛する意味でのハードボイルド、ということであれば「ブルー」は思いきりハードボイルドなのですが、「これはハードボイルドではない」という人がいたら、それはそれでいいと思います。ジャンルにはこだわりません。
ロマンティック・サスペンスでもいいですし、ユーモア・サスペンスでも、青春小説でも、もちろん純文学でも構いません。
ただ、少なくともいえることは…「ブルー」を面白いと思ってくれる人。あなたと僕は、きっと本の趣味が合います(笑)』


…さて、「アイム・イン・ブルー」ですが、海で半分、残りは翌日すべて読んでしまっていました。
まず「うん、おもしろかったよ!」という感想。いろんなものが、いっぱいつまっていて。登場人物のユニオシさんという名前は、ホリー・ゴライトリーの上の階に住んでいた、関西弁の日本人からとったのかな(これはよくある質問かな?)とか、私がマックを選んだのも「そうそう、そういう理由だったのよ!」という、形にならなかった思いの再確認とか、事実とさりげなくだぶらせる実名や出来事のジャンクションで?とか!とか思いながらも引き込まれてしまう手法(?)とか、今までにない、クスリとか変態プレイ(!)の描写とかの新境地!?とか…いろいろあるけど、私がいちばんせつなかったのは、
「小説を書かない小説家なんてゼロ以下だ」と書いていた、悠一さんの人知れない苦悩、というかが伝わってきた気がして、私も自分が今、ゼロ以下だ、ということをとても強く、いつも意識していたということもあって…。なんていうか、さりげない中にも、ちゃんと普遍的な領域に達してる、なんて、思いました。
by Miss 河野 洋子, our Club Member

『今回の作品は、前半かなり自嘲的になっている主人公の「小説家」が、後半に至って自分の立つ場所(プライドといってもいいでしょう)を恢復して行く、という「流れ」を持っています。だから、作品前半に多々ある
>「小説を書かない小説家なんてゼロ以下だ」
的な「彼」の自嘲的な独白は、あくまでも「物語」が要求したことであって、何も自伝的な作品というつもりはなかったのです。…が、書いてるうちに、結構身につまされてしまいました。特に3章、チャートハウスでの内省は、確かに書いてて結構きつかったですね×××
やはり職業として小説を書く、ということは、精神衛生にはあまりよくないのかもしれません(笑)
>私も自分が今、ゼロ以下だ、ということをとても強く意識していたということもあって…
この作品を読んで、少しでも元気を出して貰えたならとても嬉しいのですが…』


只今少しずつIm in blueを読み進んでいます。フィクションだって分かっているのに、途中で現実と小説がごちゃまぜになって、夢の中のような気持ちになって、ハッと我に返ります。遅読なのでひとまず、感想1回目をお話しします。
丁度、去年の今頃ハワイに行ったんですよ。特に変わったことはしなくて、普通の観光をしたんだけれど、泊まったホテルが「ハイアット・リージェンシー」だったんです!!!だから、小説の中でこの名前を見つけてびっくり!確かに、あのタワーはインパクト大でした。たしか私は9階に泊まったんだけど、ベランダからの風景は素晴らしかったです!一日ボーと、していたかった(笑)。ハワイは人間をダメにしますね。少なくとも7日で私はダメになりかけました(笑)肌にも。
わたし、男の人の自分をコントロールできないところって(もちろん女性もそういう部分はあるけれど)好きなんです。ブルーの中で(ごめんなさい。省略して良いですか?)カレが、麻耶を殴って服をびりびりにして、それに思わず興奮したっていう所。そういう男の人のところ凄く愛しいと思うんです。特別わたしが、母性が強いとかだからではないと思うんだけど、「きゃー、こわぁい!」じゃなくて、冷静に見てる自分がいるのです。
あと、私がいとおしく思ったのは、カレが「女性を怒らせたら謝るのが先決、間違いない」っていうところ。残念ながら、私の周りにはそういう男性はいません。照れ隠しか、女性を傷つけたり怒らせる重大性を分かっていないのか、傷つけたらそのまま、怒らせてもそのまま。だからカレのその性格気に入りました。
MACをこよなく愛しているところも、MACユーザーの私には気に入ったし、私も思うんです。もう、私の頭の中はメモリーオーバー。だから、いらないこととか、あまり思い出さなくて良いようなこととか(表現が変だけど)そういうのを、MACに取りあえずSAVEしておいてる。だから、現実でもMACにしまえないようなことを覚えておけないんです。つまり、物忘れがひどいんです。(ちがうかな?こじつけ?)分身って言うのがすごーくわかる。
あと、「熱いシャワーのようにボクを心地よくした」と、あったでしょう?ヴィヴィアンとのことを。なんか、凄くいい表現だなって思ったんです。あぁ、男の人はそうなんだ・・・!って思いました。その近辺の数行が印象にあります。GOGO〜の時もそうだけど、そういうシーンの書き方って好きです。こう、なんかあまり言葉多くないのが良いなって(笑)。 とろり〜んとなりますね。こんなに溶けちゃってどうする!?みたいな(笑)でもとけるのは大事です(きっぱり)これから、そんな、恋をしたいです。
私名前とかあまり覚えられなくて書けなくてごめんなさい・・・。まだ、半分も読んでないので、もうすこししたらちゃんとした感想を送れそうです。
では、また次の感想を待っていてくださいますか?
Miss T.FUJITA(Favorite doll:ヴィヴィアン from『アイム・イン・ブルー』)

ハワイから帰ってきました。「I'm in Blue」再読しましたので、感想を送ります。
 波の音、甘い風、まさしくです。平中さんの風景描写は、いつも最高ですね。読んでいると今でも、カラカウアの喧噪を、ハイアットの滝があるロビーやエレベターを、そしてワイキキビーチを、そこにあるかのように感じます。
 最初の方の主人公は、僕たち観光客とほとんど同じような生活してますね。
 そして物語は動きだし、ビィビィアンの登場となる訳ですが、この美しい女性が何の役目を持って登場したのか分かりませんでした。ただ話を甘くするため? それとも勘違いさせるため、またはTWを登場させるためなんだろうか? 全部違いますよね。今はこう思っています。
「彼女は他人から見た主人公そのものだったのではないか」と。
 主人公と同じ「カード」としてゲームに参加しているのは彼女だけですから。
 それにしても、時が流れれば、人の心も変わっていく。それは仕方のないことかもしれません。でもあの時、同じ気持ちを共有していたはずなのに、今はまったく共有できないなんて、しかもそれを「大人になったということさ」みたいに言われたら、もう、とてもやりきれない気持ちだろうな。主人公がタカノにたいして言う最後のセリフ、僕は誰にも言わなくて済めばいいんですけど。
 すこし残念に思ったところを。
「おそらくアルバムタイトルなのだろう。いつかこれを発表できる機会があるだろうか・・・」のところなんですが、僕はここ読んでて「何いってんだ、お前は親友の逆転をかけたタッチダウンパスを受け取ったんだぞ、難しくても、苦しくても、エンドゾーンまで運ばなきゃ。」なんて思っちゃいました。
 I’m in Blue
 僕は青の中にいる。空と海と、そして心の。
 読んでよかったと思える作品でした。僕の大好きなハワイに負けないくらい。
Mr.坂本 繁(Favorite doll:リカコ from『Go! Go! Girls (swing-out Boys)』)

こんにちは、お元気ですか。今回は遅ればせながら、再読した「アイム・イン・ブルー」の感想をお送りいたします。うまく語れるかどうか、はなはだ自信がないのですが・・
「どこが好き?」と問われれば、文体は言うに及ばず(あの独特の文体は、美味しい食べ物を口にした時と同じ、とろけるような幸福感をもたらしてくれます)、まず、「あの物語のすべて!」。すでに中年まっただ中とは申せ、私も女性のひとり。物語の中に無数にきらめく、星のかけらのごとき言葉に、おおいにときめきを覚えます。どちらかと言えば、くすっと笑いを誘われる短い台詞なんて好きですね。たとえば、猪口さんとのやりとりで、「先生が売れない作家なら・・」に返したカトウさんの台詞、「OK」・・「順番を待つよ」など、まるで英国映画のユーモアを感じて、個人的に大好きな場面です。お気に入りの英国俳優、かのヒュー・グラントを思い描いたりして。胸にじいんときた場面は、ラスト近くのタカノとのやりとり。・・・僕の心は穴だらけだった・・のモノローグには、思わずため息が・・。なるほど、と何度も頷いたのは、自由について語ったくだり。マックを車に、ワードプロセッサを電車にたとえたあのあたり、それからサンテグジュペリの作品「南方郵便機」に触れた部分には、素敵に頷けました。
・・やれやれ 娘のほうが、もっとましな感想文を書きそうな気がします・・
赤面ついでに、書いてしまいましょう。平中さんの官能的な描写が、とてもとてもいい。飾り立てた叙情ではなく、ほほえましいリアリズムっていうのでしょうか。好きだなあ、女性として。でも、主人も同じ感想を漏らしてます。「いいよなあ、こんなにもてて・・」と、いくぶん嫉妬まじりではありますが。
 最後に、(えっ?これっぽっち?なんて仰らず・・これはごく一部分です)ラストの頁には、ほろほろと泣きました。画面が浮かんできたし、胸のつぶやきが聞こえてくるようで、ぐっと迫るモノがありました。
 この場をお借りして、カトウさんにではなく、平中さんご本人に申し上げます。私は心の底から、あなたの小説を必要とし、かつ大切に思っています。読み返すたびに新鮮さを増す貴方の小説は、私にとって手放せない掌中の珠玉。(気のきいた言葉が見つからず、なんてもどかしい・・・)この思いの丈が伝わりますように。
 秋には新作を発表とのこと、その頃は、こちらはもう冬支度が始まっています。記憶の彼方へと過ぎ去った、遠い日のせつない時代を思い起こすには似合った季節かもしれませんね。物語が届けられる日を、心からお待ちしています。
 次の機会には他の作品の感想も送らせてください・・
 海からはるか離れたちいさな町から、ご活躍をお祈りします。
Mrs. SACHIKO SHIRAKURA(Favorite doll:レイコ from『She's Rain』)

こんにちは、またメールしました。バック・トゥ・レイン計画(?)実行中のあきこです。今は「ブルー」から「ゴーゴー」に移行してます。
「ブルー」を読み終えて、本当に面白かった!すっごくお洒落で。そして何より、平中くんのサービス精神大盤振る舞いの小説ですね。シンプルを極めた「みづき」とは対照的。心に残ったのは、タカノがカトウにいった言葉:「なぁ、お前はあの娘に何かしたな」・・・「あの娘の心に、さ」「(中略)気持ちごと持って行ってしまうじゃないか・・・?」というところ(p385)。ぐっときました。最初に読んだ時、この面白さに気がつかなかったのは、当時は小説を愉しむ心の余裕がなかったからかなぁ(確かに思い当たるフシはあるのですが)。ただ一つ確信したのは、「みづき」を読んだ後だからということです。(レインまで振り返ってみようと思い立った前まで)期待していた、「平中くんに書いて欲しいもの」をじっくり堪能したからこそ、今度は「ブルー」も大いに愉しめたような気がします。と共に、自分が勝手に「平中くんらしさ」(テーマもスタイルも)を狭く定義していたのを痛感しました。そういう意味でも、15周年記念作品として「みづき」を読むことができて本当によかったです。これからもいろんな物語を書いて私たちを愉しませて下さい!
ところで河出書房のサイトへ行ったら、読者からの感想メールを送るコーナーが準備中でした。ここへもファンが結束してメッセージ送ったらどうかな、なんて思ったんですけれど、いかがでしょうか。ひとまず私個人としては、友達に「みづき」キャンペーン展開中です!
久しぶりに本棚からお出ましの「ゴーゴー」は、その若さが懐かしくて、ところどころ声上げて笑いながら読んでます。ハードカバーがちょっとキツいから文庫版買おうかな、といったところです。それではまたメールします!*2000.12.8*
あきこ -- Mrs.Akiko A., our Club Member
(Favorite doll:みづき from『僕とみづきとせつない宇宙』)

『 >ひとまず私個人としては、友達に「みづき」キャンペーン展開中です!
 ありがとうございます、ぜひぜひ、どしどし(笑)お願いします!( ;
 >当時は小説を愉しむ心の余裕がなかったからかなぁ
 なるほど、そういうこともあるかもしれませんね。
 僕が思うのは、やっぱり僕は、1回目より2回目、2回目より3回目…と、読むたび面白くなっていくような小説を書きたい、ってことなんですね。
以前は僕も「1回目読んだ時から面白く、何回読んでも面白い小説が最高!」と思っていましたが、こういうのは単なることばのマヤカシであることに気づきました(あはは)
ほんとうは(もちろんどう読んでも面白くない本は論外として)たとえば、ぱっと読んですぐ面白いけれどわりとかんたんに飽きられる本と、最初からやや面白いが2回目3回目、人によっては4回目ぐらいまで面白く読める本と、最初の何回かは多くの人にとってほとんど面白くないが、3回目くらいからはがぜん面白くなりはじめ、相当ずいぶん何回もより面白く読んでいける本と…といった具合に、それぞれ別のもの、別々に存在している、というのが真実だと思うんですね。1冊でその全てをかねている本がある、というんじゃなくて、ね。…こういうのをシンプルな真実、と僕は呼ぶのですが( ;
なんども面白く読める本、というのは、たとえ最初に読んだときからたまたまずいぶん面白く感じることができる人、というのがいたとしても、その人にとってさえ、1度読んだだけでは判らないことや、納得のいかないこと、謎が山ほどあるんだと思います。少なくとも「面白いけれどずいぶん読むのは困難だ」という印象が強くあるにちがいない。最近はそんな風に考えるようになったんですよ。これは、書き手として、というよりも、むしろ読み手として、ということだと思うのですが…。
「1回目読んでも面白く、何回読んでも面白い小説!」というのはたしかにウマイ話です。いちばんラクして、しかもいい目が見られる、ってことだしね(笑)でも、嘘です。そういうことをもっともらしくいう人がいたら、その人は読者をスポイルしようとしてるんだし、そういう人の口車に乗ることはスポイルされること、結局ほんとうの(この場合小説を読む)楽しみを取り上げられることになると思いますよ( ; 』



表紙画像 平中悠一=著 『アイム・イン・ブルー』
幻冬舎より発売中!
1,700円+tax





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Last update Oct.17.2009