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『Where the heart is/あなたのために』 ★★ 波瀾万丈、普通の人生
ナタリー・ポートマン/アシュリー・ジャッド

 うーん、これもわりと観ても大丈夫かも(笑)取り立てて恵まれたところのない、平凡で冴えない主人公にがんがん起こるスリル満点のできごと。いや、これくらいのことはあるのかも、と思わせるところがアメリカの懐の深さ(??)でしょう。けっこう散漫な物語なのに、それぞれのエピソードは相当サスペンスフルに観るものをドライヴします。またこの彼女、取り立てて恵まれたところがない、とはいうもの、少なくともこの映画が始まってから後の人生(というのもややヘンだが)、友だち・人間関係にだけはほんとうに恵まれています。そういう意味でこの映画は、ある種の「家族」の絆の映画でもあり、ホーム、心の帰る場所の映画でもあり、所謂「女性」の映画ということにもなるでしょう。監督は、確か男性かもしれませんが。。。
 しかしここしばらくヴィデオで観た映画(e.g.,「Miss Congeniality」「ショコラ」等々)がそれぞれ見所のある映画であるのに結局このページ的には没になった(笑)一方で、よりにもよって(??)この作品を取り上げよう、ということになったのは、ひとつにはあまり目だたなそうな作品に光を当てたいということもありますが、それ以上に、この映画の終盤までのあまりの散漫さが、ちょっと、これはどうなんだ、とんでもないバラバラのまま終わる駄目駄目映画なのか??とまで思わせるが為に、最後の小気味いいまとまりの良さに大きな落差を与え、そのオチ自体の変哲のなさにもかかわらずたいへんなカタルシスをうむからです。うーむ、なるほど、いい映画だ…、と思わせられてしまうんですよ、落差で。これも、あり、でしょう(笑)まぁ、観てみてください。
 ところで有名な芸能一家のbaby sisterでもあるアシュリー・ジャッド、もうお見通しかもしれませんが(笑)僕は好きな女優さんのひとりです。でも彼女、こうしてナタリー・ポートマンと並ぶと、なかなかヴォリュームのあるひとだなぁ、と感じますよね。すらりといい様子のプロポーションを保つのに、なかなか努力していそうな印象です。今回は沢山の子どもがいてヘトヘト、という観もある役所でしたが、まだまだ「綺麗なひと」の役で、がんばってほしいものですね! (2002.2.13)

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