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『What women want/ハート・オヴ・ウーマン』 ★★★★ ヘレン・ハントがとにかくすてき。
ヘレン・ハント/メル・ギブスン/ジュディ・グリア/マリサ・トメイ
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 いやぁ、これもいい映画だと思いますね、僕は。でも、どういえばこの映画をみなさんに観ていただけるのか…。また、一体どこを僕が気に入ったのか、レヴューで説明することは難しいような気がして、今回弱腰です(笑)筋立てとしては、ultimate men's men、所謂典型的に“女心の判らない男”の主人公がある日女のひとの考えていることが聞こえるようになったからさあたいへん、というもので、しかもこれをメル・ギブスンがやるわけですから、ヴィデオ屋でパッケージを眺めただけでなんだかもうじゅうぶんという気がする…というのがリーズナブルな反応ではないでしょうか。
 結局この映画を僕がとても気に入ったのは(と例によって結論から入るが)相手役のヘレンハントが、とにかくもう、ほんとうにすてきだ、ということに集約されるでしょう。すてきだし、綺麗だし、可愛いし。声もぞくぞくするような、アルトで、いい声だし…。どうかすると美人とはいえないように映ってしまうかもしれない顔立ちも、表情と相まって、ここではとても美しいですね。(ハリウッドの女優さんには珍しく、歯をみせずにわらってみせていますね、彼女)え、このひと、こんなに魅力的だったっけ??といっては失礼ですが、この作品ではとりわけしっかり、最高に綺麗に撮ってあると思います。昔好きだった年上の女のひとのことを、ちょっと思い出したりもしました…。いや、可愛いですよ、ほんとに(笑)
 そういう画の面を別にしても、この映画では当然、観客にも彼女の内声が聞こえてくる(メル・ギブスンの視点に立つため)わけで、そこには当然表情とは裏腹のナイーヴな部分の表白が含まれる、というか、そういう部分こそが眼目となるのですから、作品自体の仕掛けから考えても、彼女がいい役柄、魅力的な人物の役を与えられている以上、可愛くないわけがないですよね。いうまでもないことですが、バーのシーンなんて、もう、ほんとうに可愛いんですよ。ちょっとこのひとの映画、もっとちゃんと観てみたいな、とさえ思いました。
 舞台はシカゴですが、Ally Mcbealで見かけた顔もちらほらありました。ほかにも上にあげたふたりの女のコはとてもチャーミングな役所でしたよ。コーヒー・ショップの女のコには、ほんとに笑いました( : (Amaziiing!!!と唸るのが、僕の頭のなかではいま流行っています!(笑))
 最後にこれも蛇足ながら、音楽は、印象的に使われるシナトラのI've got you under my skinを筆頭に、ほかにもペギー・リーやシナトラ一家のトラックを含め、所謂ビートルズ襲来以前、旧き佳きアメリカンスタンダードのオンパレイド、というモダン“ロマ・コメ”の定番的サウンドトラックとなっています。このあたりも、僕がいつまでもこのジャンルの映画を好んで楽しく観る、陰の理由なのかもしれません…。
 いずれにせよ、じつはひそかにこのページ久々のフルマークですよ、念のため。まぁ、ウエルメイド、というわけにはいきませんし、ややドタバタの観も否めませんが、主演はメル・ギブスンですので。ケイリー・グラントではありませんから(笑)自ずと期待すべきものも違うでしょう。そして、現代とは、ケイリー・グラントの時代ではなく、メル・ギブスンの時代なのかもしれません(残念ながら!( ; )(2002.2.27)

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