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『Kate & Leopld/ニューヨークの恋人』 ★★★★LL ソー・ロマンティック。半泣き!(笑)
メグ・ライアン

 この映画はねー、ほんっっっとにすてきなんですよ、もーっ!!(半泣き)
 以上、終わり。
 っていうのでほんとはいいくらいなんですが、まぁ、レヴュー的にはそういうわけにも行かないでしょうね。とにかく、これはフルマークでしょう、っていうか、これがフルマークじゃなかったら、、、このページじゃないです、はい(笑)
 メグ・ライアンだから一応押さえとくかー、くらいのつもりで観始めて、まぁ、邦題もさえないし、設定もばかっぽいし、最初のうちはなんだかなー、と思ってたんですけどね。主人公がセントラルパークで馬に乗ってくるあたりでもう、ほんと持って行かれましたね(笑) だって、ほんとに白馬に乗って走ってくるんだもん、もう、参りましたってかんじ? まぁ、騙されたと思ってとりあえず観てみて下さい。
 弟の話とか、虹を見た犬の話とか、みんなハッピーだし、細かいところまでよく出来てて、最初メグがオフィスに行く場面で秘書のコがロマンス小説を読んでる、っていうのとか("the best apology letter in the history of mankind"とかって、その彼女がいうから笑える)←その手紙を主人公が(えーっと、このページではわりとヒーローの訳語として主人公と書いています。ヒロインはヒロイン、とそのまま書きますね)書く場面も。。。うーん、思い出すだけでも半泣き。よすぎて(笑) 前述の馬の場面のあとだったかな?(ごめんなさい、感動のあまり、once overの一気書きなんで)主人公にむかってもろ、Are you for real? とかもーヌケヌケと*いっちゃって(笑)これでグッと来ないひとは。。。まぁ、このページは読んでないでしょうね(笑) 馬を馬車につなぎ直してカメラがパンしてきたときのメグの「うっとり♥」という演技もお見逃しなく(←爆笑)。
 あとね、この映画はとにかく音楽がいいんですよね。音楽がロマンティックなんです。ひとつの同じテーマがずっとかかるんですけど、じゃあ、どんな節だ、っていわれたら思い出せないような、というか、そのあたり同じいい映画音楽とはいってもエンニオ・モリコーネとは違ってというか(笑)、まったく音楽を意識させないで見事に映画をよくするといういい映画音楽。これもまた、ハリウッド映画の旧き佳き流儀のひとつ、ですね。
 さて。メグが恋はサンタクローズのgrown up version, mythじゃないか、みたいなことをいう場面がありますが――しかしメグ・ライアンに "People might think I'm brave, but I'm not."とか、looking into your eyesでああ囁かれたら、グッと来ない男はいないでしょうね!――そういうヒロインが恋に落ちていく。それがmake believeで、だから正にこの映画がサンタクローズのgrown up versionにもなるわけですね。エンディングも、なんていうの? 正に痛快?(←古いか?)いや、痛快ですよ。とにかく、それでもサンタが好きで、恋が好きなみなさん(inclucing me!)にとっては永久保存の1本でしょう。文句なしのフルマーク。観るべし!(2003.2.27)
 *追記 Are you for real? とかもーヌケヌケといっちゃって
 なぜこれがヌケヌケか、というと、もちろん、これは映画だから嘘に決まってるから、です。こういうレヴェルで楽しむと、映画や小説といった虚構の世界は一段とその面白さが深まりますね。虚実のあわいに遊ぶ、というのでしょうか、突き放しつつ、乗っかってみる。いわば半信半疑な姿勢(??)といってもいいかもしれませんが、これが作り事を楽しむときの、実は「受け入れる」姿勢で、この姿勢がちゃんととれれば、あとは作者のお手並み拝見、どこまで、そしてどこへ、僕らを乗っけていってくれるだろう、となるわけですね。

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