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『Someone like you/恋する遺伝子』 ★ The Best is Yet to Come....
アシュリー・ジャッド/マリサ・トメイ/エレン・バーキン
このあたりも流れ化(?)していますので、アシュリー・ジャッド、ラヴコメディ初挑戦、ということで、このページ的にはおさえておきます! えーっと、しかし、これも文句をいい出せばいくらでもいうことのできる作品だと思うんですよ。取り立てて新しかったり深かったりするところのない、まぁ、ありきたりのものだけに、勝負は主演のアシュリー・ジャッドの魅力にかかってくる、という手合いのものだと思うのですが・・・初挑戦ということもあってか、固いというか、ややがんばりすぎというか、うむ、巧いは巧いけど、このジャンルでは軽みがだいじになってくるわけで、遊びの部分で演じてほしいところもあり、そのあたり、贔屓なだけに少しハラハラした部分もありましたね。
しかしながら、やり過ぎとはいえ、I was a cheerleader.からのフッテージについては一言しておくべきでしょうかね、やはり( ; 彼女の演技プランには欠かせない、得意の音のしそう(?)なウインクも織り交ぜつつの、この場面には、やはり敬意を表したいです(パープルのショーツも含めて)。しかし、いくつなんでしょうね、彼女? いや、すごいです。(ついでに、I was a cheerleader.というセリフの持つニュアンスは、僕はフットボールの盛んなミッション・スクールにいたためにある程度実感できるのですが、やや日本人にはピンとこないセリフかもしれません。もちろんこれは、このひと言だけで、切なくて、ちょっと涙の出るようないいセリフ、なのですよ( : )
固い、といえば、小道具として、delusiveな謎の科学理論(??)が大きな場所を占めることもあってか、全体に固い単語がいっぱい使われていましたね。ネイティヴには笑う人もいるのかな。いや、僕には、正直、相当辞書を引いたぞ、おい、という印象でしかないのですが。。。(これもまた、ヴィデオならでは、のだいごみか?)まぁ、いずれにせよ、そう粋な笑いではないでしょうけど。
と文句ばかりいいながら、それでもおさえておくことにしようと思ったのは、やはり、ラスト・シーンではちょっとホロッと来るところがあったから。
鋪道にすっくと立って、Would you please say something? とかいっちゃうど根性。いやぁ、男前というか、昔「女のコはみんないっちょ前」とどこかに書きましたが、これは愛憎相半ば(?)するステートメントというか、だからこそ女のコは可愛いんだよな、ということでも実はあって(ややひねた、というか判りにくい説明かもしれませんが。。)ふとそういったことも思い出される、そんなラストシーンでした。それに続く、
What have we got to lose? Everything? ---Exactly.というキメのセリフ(くーっ!)もほんとうに洒落ていると思います。僕はすごく好きなというか、こういうダイアログのつくり方を、基本的に僕は正しいと考えています。確かにこしらえものですが、ちゃんと会話になっている、と思うからです。
しかし、ロマコメが好きで、こんなページまでやっているわけですが、ロマコメのヒーローになりたいか、といわれれば。。。。100遍ノーですね、間違いなく。それは明言しておきます(笑)などとも思ったエンディングでもありました。みなさんはどうお感じになるでしょう?
(2002.6.26)
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