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"; }?> 『ラブストーリー』 ★★★★L レヴュー放棄!? もう降参、絶対いないよ、こんな可愛いひと!
ソン・イェジン/チョ・インソン/チョ・スンウ

"; }?> いやぁー、このヒロイン、ほっんとに可愛いですねー。びっくりしました。って、こんなのもう、レヴューでもなんでもないですけどね(笑)今回は、これでいきますよ。いや、なんか男に二言ありまくりで情けなくもあり、キム・ハヌルには申し訳ないけど(って気が咎めるのも変だが)これはもう仕方ないでしょう、いないですよ、こんな可愛いひと。もう、絶対いない(笑)この場面あの場面、と挙げてみたくても、もうどこもかしこも可愛くて無理。この監督、ほんとうに女の子を可愛く撮りますね。降参です。

さて、以前pick upした "; }else{ echo " "; }?> 「同感」と同じく、この作品、親世代の恋が主人公とパラレルに描かれるという体裁を持っています。韓国の宮本信子ことチョン・ドヨン(授賞式の貫禄比(笑)も確かこういうモチーフのものを撮っていたみたいだし、親子というのは普遍的なテーマでも、韓国ではことさらに好まれている、と思えます。これは単に家族のつながりが暖かい、ということでなく、親子、ひいては祖父、孫と、つながっていく家系の中に自分自身のアイデンティティを求める、という部分がかなり強くあるためでもあるでしょう。
植民地時代の創氏改名という政策は有名ですが、あれも単に日本風の名に変えるようにした、というよりもっと根本的に、むしろその背後にある韓国的な強固な父系社会、これを統治の上でどうしてももっと日本的な「場を中心とする共同体社会」みたいなものに換えなければという意図があった、ともいいます。このあたり、日本も日本なりに父系的ともいえるのでどこが違うのか、かえってなかなかぴんとこないのですが、結局韓国ドラマのなかの定番的obstacls、家の反対とか、婚期が遅れることや子どもがいないことを罪悪と同等に攻撃されるなども、父系というものをひとつ突きつめた結果として捉えると、そしてその父系に属する人たち全員のアイデンティティ自体に関わる問題なのだと捉えると理解され易いところがあるかもしれません。
この儒教的な父系の価値観、というのは本来両班の価値観、一部の社会的エリートのもので、それが広く全体へ普及したのは戦後の首都への急激な人口移動、そして植民地時代、日本的なものへの抵抗として、韓国的な価値観が求められ広がっていったということに負う部分もある、という話もききます。だとすればTVドラマ "; }else{ echo " "; }?> 「秋の童話」でジュンソとウンソが泣きの涙で引き離されるunglueのも "; }else{ echo " "; }?> 「ピアノ」でハヌル姫が絶対に義理の弟コスと結ばれないのも「青春の罠」でシム・ウナの娘がああいうことにならざるを得ないのも "; }else{ echo " "; }?> 「ガラスの靴」でキム・ミンソンがあそこまで悪人になるのも、みんなみんな日本の影響、ともいえます。うーむ。日本って、すごいぞ。マンマンチアナヨ(←やや誇張)これを韓流に対抗し“本流”(ぽんりゅう/ポルリュウ)と呼ぶことにしましょうか…(これ、おそらくこのことばの初出・笑)
後半はこの作品もまた、泣きの涙。概ね予想どおりの展開なのにはらはらと引っぱっていきます。さいごのtwist、これも若干考え落ちみたいなところもありますが...

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後半はこの作品もまた、泣きの涙。概ね予想どおりの展開なのにはらはらと引っぱっていきます。さいごのtwist、これも若干考え落ちみたいなところもありますが、このへんをなるほどー、と思うかどうか。韓国ものに慣れていない人には、やや説明不足で食い足りない、と感じるところかもしれません。見つめ合う瞳と瞳が無言で伝える情感を、いわば行間を埋めるように推し量る、というのが従来の韓国作品の典型的な見せ場の様式でしたが、このあたり、今後のグローバル化のなかで失われていくものかもしれません。それを逆にある意味の洗練、と捉えることも可能でしょう。

もうひとつ、この作品、最後にヴィエトナム戦争のエピソードがでてきます。ヴィエトナムの時は、実際韓国もかなりたくさんの兵隊を送ったとのことです。集団的自衛権がどうだこうだ、と理屈をいうことはいくらでもできますが、実際にやるのはまぁ、こういうことですから。そのあたりも噛みしめたい1作です。一体戦後の日本の平和主義はなんだったのか。犬死にというなら、平和主義が、敗戦という経験自体がいま犬死にしようとしているのではないか…。なんども書いていますが、僕は理屈のために人を殺すことも殺されることも、絶対に許容しません。こういうと浅はかな考えのないヤツだ、とばかにする人も多いでしょう。実際、それこそ韓国人にこういってばかにされたこともあります。いや、怒りを買った、というべきか。しかしいくらばかと呼ばれようと、怒られようと、これは僕は容れることができない。確かに僕は個人主義者です。個人の考えや信念の力を何よりも重要だと思います。けれど同時に考えというのはいつも間違う可能性が必ずあるもので、自分の命ならともかくも、そんな間違う可能性のあるもののために他人の命を賭すること、これはまた絶対に許容できません。他のこととは違い人の命を損なうことは、100%贖うことのできない行為だからです。留保なしに責任のとり得ない行為だからです。このあたりも含めて、どう感じるか。どうぞいちどゆっくりご覧になって下さい。中学生や高校生にもぜひ観てもらいたい作品ですね。お子さんのいらっしゃる方は、みせてあげてください。 (2005.1.29)

追記: お気楽なタッチ全開で書き始めたこの項、図らずもその後ややupしにくい事態となってしまいました。2005年3月中旬現在いまだやや辛いものもあるのですが、まぁ、これはこの時のタッチなので、もうそのままupすることにします。 僕に手放しで褒められたからといって、ソン・イェジンさんはくれぐれも強く、オレオレ生きていって下さい。イェジナ、プタカンダ。


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