WorldClub H.Q.内特別鼎談
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さよなら、Jpop ! Kpopさえあれば…
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part 2
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Kpop(aka:K-pop)特別鼎談も後半に入り、いよいよ佳境に!? 具体的なアーティスト名をあげての発言は、実際の会話そのままだけに不十分な表現も多々あるが、その背後には並々ならぬ愛情、アリ!
どうぞライヴ感あふれる白熱のpart.2を、じっくりとお楽しみいただきたい。
(part.1を楽しく読んだ!というありがたい熱心なみなさんのご声援に気をよくし、part.2では若干固有名詞に注釈を加えてみました。この文字色で!)
Y とにかくさあ、わからない人にはわからなくていいっていうような話にはしたくないんだよね。
E わからないでいいっていうふうにするつもりはないけど、前提としての部分が分からないっていうことになると・・・。話の前提の部分が。
Y うん、だから要するにさ、なんていうの? 半音の半音ぐらいは聴き分けてもらわなくちゃ、みたいな、ね? そんなことは言うことないと思うんだよね。それはまあ聴いていく中で分かってくることであるしね。ね? 16ビートの裏の裏くらいまではわかってほしいとか、そういうことはさ、ね? そういう小うるさいこというスタンスのやつもいるけど、うっとうしいからさ、まぁ(笑) やっぱり「いいなあ」ってことで聴いてもらえばいいっていう・・・。
B これ誰だったかなぁ、アメリカのコーラスグループのインタビューでね、ルーツみたいなことをね、いってたんだけど、60年代終わりから70年代ぐらいに子供で、親がいて、お父さんお母さんがソウルミュージックを聴いてて、まぁ歌詞からいってもちょっと若いころを懐かしむような感じで、で高校生くらいのお兄ちゃんはドキドキしながら? その歌詞を聴いていると。で、子供の僕はサウンドがかっこいいから、歌詞の意味も分からず歌ってたりとかして、お母さんが「まあ、おませねえ!」みたいな・・・つまり、みんなが楽しんでいたっていうかな。家族がね。どっからでもその1曲で楽しめるっていうかな。そういうもんが、なんかすごい日本の、R&Bっていうけど、欠けてる部分っていうかさぁ・・・
Y それはでも日本のポップス全般に欠けてる部分じゃないの? 大人が楽しめないっていう・・・。子供カルチャー、っていうかさ。ポップス自体が。
E 卒業していくものとされているな。
B そこがねえ、ピンクルの話になるけど『ブルーレイン』なんかだったら、俺35歳なんだけど、この年で聴いてもさかっこいいよなぁと思えるし、たぶんビジュアル的にも可愛らしいから、小学生ぐらいの子供が「わーい、ピンクルピンクル!」って言ってると思うんだ。で、♪ humhuhumhuーって言いながら歩いてでも全然違和感ないじゃん。(解説:ピンクルは「韓国の4人の妖精」とまで呼ばれる国民的アイドルグループ。『ブルーレイン』はそのデビュー曲)
Y 難しい歌だけどな?
B あはははは、あれはね。で、なんかそういうのですごい、こう、いいなあっていうか。これ大人から子供まで楽しめるぜっていうか、あのアルバム(1集)なんかでもね。すごいポップな感じの曲もあるし。聴ける曲もあって。ぱっと聴いたらたんなるポップスなのかなって思うんだけど、お、歌もいいじゃんかってことにもなるし? そういう作りをしてくれるっていうところがKポップの嬉しいところっていうか・・・。
Y うーん、だからKポップの場合は日本みたいに世代によって音楽に対する考えの断絶っていうのがさ、あんまりないのかなあっていうか、歌がうまいっていう人は大人から子供まである程度、日本との比較において、みんなが歌がうまいっていえるような歌のうまさみたいな、オーディエンスに歌のうまさのひとつのコンセンサスみたいなものがあるんじゃないかなという気がするんだよね。日本の場合はそういうのはないよね。
E ちょっと裏をとってみたいところだけどね、それは・・・。
Y いや、それは日本との比較においてだから、もちろん世代によってあると思うけど、日本なんかの場合だったら例えばその・・・つまり極端じゃない?
E まぁ若い人が、それに関しては主導権を持つと。お父さんはそれ分からなくても若い人があれはかっこいい、って言ったらカッコいいんだっていう・・・。
Y うん、そういうのもあるし、日本の場合は戦後さあ、結局ある面、過去否定しながら生きているから、違うところ、昔と違うところがいいっていうような、うん、昔の人にはわからないのがいいみたいな価値観みたいなのがあったわけじゃん? たぶんその辺が例えばパダ(ピンクルとその人気を争う3人組ガールグループ、SESのリーダー)の歌を聴いていたら、そうじゃないんだろうなっていう気がするんだよな。パダは歌うまいってたぶん年配の人もいうと思うんだよ。まぁ、サウンド的に好きかどうか別として。
E うーん、よく知らないからなぁ、どうしても推測の域をかなり出ないけど(笑)
Y うん、でないけどね。ていうか、でも自分たちでもその辺は分からないと思うんだよな。僕らが行って見てみればわかるかもしれないけど。
E 報道とか、一般には世代間の格差っていうのは日本よりもっと激しいっていうからね。意識の差っていうか。そりゃたぶん、あれだけ歴史が動くとね。音楽に関してどうなのかっていうのは知らないけど。
Y とにかく日本の場合は、戦争に負けてるからね。要するに上の世代の人たちのやったことは間違っていたんだと、上の世代の人たちも自分たちは間違っていた、少なくとも、あー、you know, It didn't work out(笑)・・・で、まぁ、一億総懺悔っていうくらいのもんでさ(笑)とにかくもう何も押しつけない、好きにやってくれっていうふうなところの、まぁ、断絶があったから、それを殆んど真逆に、こう、なんていうの、1つの国粋主義っていうの? みたいな方向って言うか、我が国の文化とは何なのか、みたいなところをどんどん掘り下げていって・・・。
E だからいまある世代間格差っていうのは国粋主義みたいなそういうところにいった反動のアレであって、日本の場合みたいに上が諦めたっていうと違うだろうけど、下に任せたみたいなのとは全然違う・・・。
Y 諦めたっていうか、コメントを差し控えたんだよね。表層として・・・。だからなんか、やっぱり日本だったら、こんな歌なんかどこがいいんだ!?ていうのをいいっていうのがかえって賞揚されるっていうか、「へえ、そうなんですかぁ? お若い方は?」みたいな形である面自虐的というか、逆にいえば超然と? クールに受容されてしまったみたいなところがあるから・・・。まぁ、これは今この国で個性って言ったときに、すごく問題になってくる部分ともつながっていくと思うんだけど。
E まぁあまり話を広げすぎると収拾がつかなくなる・・・。
Y そうね。うーん、だからまぁそこまでいかなくても、分かりやすい話、松田聖子とか言うとまた話は変わってくるから、やっぱり天地まりとかさ(笑)浅田美代子とかさ、もう、うまい下手、関係ないと(笑)
E うーん、そうそう、松田聖子っていうのはわりといい方の例っていうか。だから、いい方の例として、ピンクルが・・・いや、実際どうなのかはともかくとして、同じように年齢層高い所から低いところまで? 評価されてたんだろうか。
Y いや、やっぱりピンクルとかHOTとかはすごい、子どもの音楽みたいだよ。やっぱり。MネットのVJなんかもすごい驚いてるもん。そういうの、主婦とか書いた人からリクエストがくると(笑) すごい新しい感覚の主婦ですよね〜、とか言って(笑)
B まぁ、日本のリスナーにっていうのであればさ、日本にはもう昔から、30年40年くらい前からアメリカの音楽なんかもすごくいっぱい入って来てるわけなんだし、そういう洗礼を受けた人にしたら結構幅の広い世代に受けそうな音楽ではあるんじゃないのかな(=Kポップ)。
Y うん、それでいうと、日本に活動に来たKポップのアイドルとかがみんないうのは、日本は客層、年齢層が高いっていうことに驚いて帰る、学生なんかいない、みんなおじさんばっかりだと(笑)As One(昨年デビューのアイドル系R&B女のコデュオ)もいってたけどさ。そういう意味でいうと、うーん、だから今高校生とかのコっていうのはもうJポップ聴いてるだけでも精いっぱいっていうか、もう十分っていうか、新鮮で。だからもっとずっと、上の世代ていうのは、その、Jポップはもうほんとに面白くないなっていうのがあって、そこで、Kポップを聴きはじめて面白いなっていう部分もあるかなあって思うんだよな。高校生ぐらいならいろいろ当たってみないよね。もう与えられたもので満足っていう部分があるからさ、たぶん。大人は昔と比べて、ちょっとなぁ、っていうのもあるからさ。新しいものにチャレンジしてみるっていうか。あともうひとつは、それと同時にすごく80年代的だよね。だから僕なんかはすごく自分の青春のころの、あの〜、サウンドとかさ(笑)そういうものすごい思い出すよね。そういう意味でいうといま30代とか、20代後半から30代前半くらいの人っていうのは、Kポップを聴くとすごい懐かしい部分があるんじゃないかなと思う。そういう魅力はある。
B うん、それはそうだね。
Y こんないい音楽が日本にもあったんだよなぁっていうかんじはすごいする。
B うんうん。・・・そうだねR&Bじゃなくても普通のポップスの楽曲でも、わりとこうよくできてるのがある。
Y でまぁそういうことでいうと、これからちょっと聴いて行く人のためにということで、まぁ再三ピンクルの話が出てきているけども、そんな辺で? まぁ、パクチニョン(シンガー/ダンサーだが結婚を機に??ハーフリタイア、現在はKポップを代表するライター・プロデューサー。舅からの条件だったとも囁かれる(笑))の話もこう、あったけど・・・パクチニョンはすごいっていう。やっぱその、すごいっていう話は何なんだろう、今いろいろ話してきたように、ビート感みたいなことに収斂してくるのかな?
E いや、メロディセンスってのもあるけどね。
Y だから逆にっていうか、要するにこれから聴いて行く人っていうことでいうと、やっぱ、パクチニョンを薦める?
E 僕はね、僕がベスト・コンピレをつくった時の曲順はまず、As One、パクチニョン。それで掴もうっていう魂胆だったから(笑)人に聴かせるときにその人がKポップのことを全然知らずに聴いて、「おっ!?」って思ってもらうための構成だったから。
Y そんなこと考えてたんだ。自分の楽しみじゃなくて?(笑)
E そうそうそう。
Y じゃあ、1曲目はどうなわけ? その、『Day By Day』なわけ? 『LovePlus』?(どちらもAs Oneのヒット曲名)
E 『LovePlus』。『LovePlus』で、あ、こんなキャッチーなこともできるんだ!と思わせといて、だから『LovePlus』もういわゆるその、なんていうんだっけ? ソバンチャ(80年代を代表する男性3人組アイドル。現在は立派なおじさんトリオとして活躍)とかの? イメージを崩すため。あ、キャッチー、ポップス、全然違わないと。全然自分が普段聴いてるまぁ、Jポップ含め、洋楽と変わらないという意識をまず植え付けといて、その後パクチニョンの『She was Pretty』で突き放そう、っていう魂胆だった(笑)。それはちなみに、横で僕が「これ!これ!」っていわないとだめなんだけど(笑)
Y・B (爆笑)
Y 「ここ聴いて!」とかいうわけだ(笑)
E そう、それだけ聴くとね、たぶんねえ、えーっと、はなからばかにして聴いてると、人によると思うけどね、わかんないと思う。
Y やっぱりばかにして聴く人って多いのかな?
E と僕は思う。
B 意外と多いすね。
Y それはやっぱりなぁに? 洋楽の・・・。
E (傍白)ソバンチャ!
Y (笑)ソバンチャってことなのかな。やっぱりアメリカ文化の吸収に関しては、日本のほうが1日の長があるという自負なんだろうか?
B そりゃすごい大きいんじゃないかな。重いことなんじゃないかな。あんまり認めたくないっていうか。
Y 所詮は真似だろ!? いってみりゃ。
B あはははは。
Y どっちの真似が上手いかってことだから、そんなの、そんななんていうのかな、争うようなことではないと思う(笑)
B うーん。なんとしても韓国の方を否定しておかないと仕方がないっていうの動きがある。前に話しただろう? 俺の知り合いで・・・。そんなあら探しすんの、みたいな。「これだったらなぁ・・・だれかいないか、Jポップで?」
Y (笑)だれかいないか、って、無理から考えるな!!
B (笑)そうそうそうそう! その前提で聴くな、お前、みたいな(笑)・・・俺、まず最初に聴かせるんたったら、パクチユンかな? レイテスト(4集:タイトル『成人式』)のトラック8だっけ? サビがパクチニョンとのデュエットのやつ。パクチニョンが歌っちゃうやつ。
Y ああ、ああ、メロに戻ってもまだはなさないぜ、マイクは!っていう・・・誰の曲だっけ、みたいなやつな?
B 誰のレコードだ、これ(笑)って。あの辺とりあえず、いっときたいね。
Y まぁ、あれはなあ。サウンド的に・・・あれはやっぱり、ブラコンずっと聴いている人にとっては、「あ、これはカッコいい!」っていうことになるよね?
B やっぱりね、誰これ?っていうか・・・今年の正月かな、KポップのR&Bもの、適当にRに焼いたの持って、昔勤めていた大阪のソウルバーに遊びに行って・・・。
Y 道場破りに行ったんだ?(笑)
B 道場破り?? いや、まあ、あはは(笑)・・・「おお、久しぶりやんか?」とか言われながら「最近こんなの聴いてるんスよ」っていって。ばーっと店で流してて、お客さん誰ひとり気づかもん。違和感なし! 終わりの終わりになって「英語じゃないですよね?」っていって。1時間ばかり聴いてから。全然気がつきませんでしたー、みたいな。
E ソウルバーでそういうことやるとおもしろいなあ。
Y ソウルバーでも気づかれないくらい、ということだね。違和感がない。
B まったくない。
E 確かに車の中でかけてても、これまで何人か乗った人、言わないとだれも気がつかなかったから・・・。で、いうとやっぱりみんな「へーっ!」っていうことはいう。間違いなく
Y それ、だからパクチニョン=パクチユン( i. e. パクチユン(♀)はパクチニョン・プロデュースのシンガー)っていうことだね? だからやっぱりその辺でいうと、やっぱりその辺を聴いてもらうのが、いいかな、R&B前提ということでは。
E 違和感なく聴くにはね。
B たぶん僕だったら1発目にあの曲を聴かせて、つぎにパクチニョンのあのファンク。HoneyとかShe was Pretty? あれはもう、直球ど真ん中だから。うん。これ、もう否定のしようがないです、みたいな。
Y ははは。否定のしようがない(笑) 完膚なきまでに打ちのめす!
E いやあ、否定されたけどね、僕は(笑)
B かっこいいとかね、どれがかっこいいというよりも、その、いわゆる真似ね。これはもう真似以外の何物でもなくて、いわゆるファンクのあのかっこいいところをそのままやってるわけだから、そういう意味では、それは否定することはできないでしょう( i. e. もしもあなたがソウルミュージックを好きと言うなら)。細かいこといわれることがあるとしても、別に新しいことやってるわけじゃなくて、コード進行ももう、いたってシンプルだから。
E 僕が否定されだっていうのは、基本的に日本人でこれができる人はないでしょう?っていう聴かせ方だったからっていうのもあるけど・・・。
Y えっ?? 誰ができるっていわれたの??
E いや、だからディスコって思ったわけよその人は。昔懐かしいディスコサウンドは今の日本人にはできないよね、確かに、っていういわれ方をしたの。
Y えっ?? She was Prettyが?
E いや、えっと、レイテスト(5集)の・・・。
B ああ、あのSuperstitionの? サンプリングになってるやつ?(Sワンダー『迷信』。あのクラヴィコードのリフレインを歌えない人はいないハズ)
Y ああ、そりゃ聴かせるところが悪いわ(笑)
E いや、ちょうど聴いてたからなんだけど、うん。
B それは聴かせる年齢層にもよるかな?
E その人は僕より2つ上くらいの人ですから、32くらいかな?
B ・・・それで言われるとつらいよな(笑)
Y いや意外とな、今の32くらいってなあ、結構な、デュランデュランとかなんかなんだって! そんなの、違うんだって僕らと! うん、大きく断絶がある。あいだYMOを挟んでな。そうなってるから。ずれてるって。
E いや、まぁ、どちらにしても東京の人だし? あんまり基準にならんかも知らんけど。(笑)基準にならんってことはないな、むしろ。
Y まぁとにかくパクチニョン。As Oneもいいよね、でも。どうかな、入門編としては?
B As Oneもいいねぇ。『Day by Day』も、でも結構好きかな。『LovePlus』もいいけど。
E だから僕は『Day by Day』、『LovePlus』、『Destiny's Desire』の3曲は最強だと思う。
Y 『あなただけは知らないでいて』は?(笑)
E いや、あれはちょっと(笑)(解説:As Oneの所謂デビュー曲に当たる『あなただけは知らないでいて』は、日本人の感覚からするとややトロット的なメロディーラインを持つといえる。トロットは韓国歌謡の一ジャンルで、日本の演歌の50%の祖先、片親的なイメージで想像していただいて結構)
B Hushは?(女性デュオ名)
Y Hushはあの1曲はいいけどねー。タイトルトラック。
B まぁアルバム買ってかけてくれていうのはきついけど、とりあえず一曲なんかとっかかりで、っていうのには、あの曲はすごいいいサンプルかなあって思うけど。
Y そうだなぁ。でもまぁアルバム自体買っちゃう、とな・・・俺は、ボニーピンクって呼んでいるんだけど(笑)
B うーん、無理やり(笑)
Y ちょっとそういう、ギターサウンドが勝つじゃん。グワングワングワン、みたいな。いわゆるロックまん中じゃないけど、ちょっとおしゃれロックぽいよね・・・。
B 結構日本受けしやすいかなって思うけどな。
E HushのHush(=タイトルトラック)は、あれはすごいカッコいいよね。
B ああいうのが垂れ流しで聴けるような状況だとすごく、嬉しいかなあっていう(笑)
E ただふと疑問に感じるのはね、果たしてその、Kポップ面白そうって思った人は、このホームページを見て、えー、その、違和感なく聴けることを望んでるんですかね?(笑)
B うーん。
Y あ、やっぱ違うもの求めているっていう・・・?
B Kポップらしさ? Kポップならではのっていうの? うーん、それはあるわね。
Y イーバクサ?(笑)(Y、ここでイーバクサの物まね!)みたいな?(笑)
B・E !!(爆笑)
E いや、それは僕は人に聞かれた。・・・っていうか、結構いろんな人に訊かれるよ、僕がKポップ聴いているっていうのを知ると、イーバクサとかってどうなの?って(笑)
Y それあーすっごいものがありますよ(笑)チョア!チョア!チョア!チョア!(←再び物真似、さらに白熱)
B・E (笑いつつも引く)
B ミュージックマガジンのKポップ特集、とかって言ってもパンクとかばっかりだもんな。
Y そうだなぁ、違うもの求めている人もいるかもしれないな。でもまあ、基本的にこのホームページなんだから、きれいで楽しくて明るいものが好きな人が多いと思うから、まぁ、そういう方向で今回はいいかなと思う。まぁ、こうして集まってるこの顔ぶれもさ、変なものが好きな人たちではないから。やっぱり気持ちイイものっていうか、そういうものになると思う。だからその辺ちょっと対応できないけど。・・・うーんでもそういってくると、ますますパクチニョン、パクチユン? まぁパクチユンは結局(サウンドとしては)パクチニョンプロデュースの、っていうことで、あとはあのルックスがどうなんだていう、あのルックスが好きなのか・・・。
E パクチユンの? 僕は好きだ。
B 僕も好き(笑)
Y それはでも(笑:力抜けまくり)女性にはあんまり訴求力がないかもしれないよね。
E ああ、そうか。
B GODはどうですか? パクチニョン直系の。(GODもパクチニョンプロデュース)
Y うーん、GODね・・・。ター! ター! とか言って?(再び物真似)
B うん。ウェー♪とか言いながら(笑)
E (笑)分からんぞ!(それらの物まねが、の意)
Y いってるじゃん、確かに。
E 言っているけど(笑)
B 『ウェー』っていう曲、いいよな、あれ?(笑) (英語で言えば、このタイトルは“Why”)
E カッコいいですよね(笑)
B どうだろう、ルックス的ていうかその、入りやすいかなGODは? どうなんでしょう?
Y アイドル系の話はちょっとおいとくとして、ピンクルの話もちょっとしとくとすると、ピンクルはどうだろうね? 僕は・・・。
E え、それは男性向け女性向け?
Y いやいやいや、今のコンテクストの中で、つまり男性向け女性向けっていう話になるのは、パクチユンに関してはこう、ルックス面で? そういうことがいえるなって思ったわけで、音楽の話をまずしたいわけだけど、そうした場合ピンクルの話は、ここにいるみんなピンクルが好きで、ピンクルピンクルって出てきたと思うんだけど、それね、例えば入門編としてピンクルはどうなんだろう? 例えばブルーレインは素晴らしいけどいきなり、♪オディガミョnボL、スイヌ〜ンジ〜(←物真似!)ってジンちゃんが歌うじゃん? あの独特の声で?(ピンクルのメンバー=イ・ジン。あえて漢字表記すれば“李 眞”)
E いや、ピンクルはね高度だと思うんだけど。むしろ(笑)アイドルが好きっていうところから入ってくる人には、別に違和感ないと思うけど。
Y ビジュアルがいいって言う人にとってはピンクルもいいと。
E 音楽っていうことで期待して入ってくる人にとってはピンクルはちょっと高度だと思う。
Y やっぱりアイドルっぽすぎるということで、シリアスな音楽としては認めにくいと。
E うん。とっつきとしては。SESだったらまだいけるかもしれないけど。
Y でもブラコン好きなやつは、やっぱりブルーレインとかでさあ・・・。
E いや、ブルーレインとかはいけるでしょう?
Y でもさ、ほら、ブルーレインのヴィデオ最初を見せた時さ、さっきの、冒頭の、ジンちゃんのとこ(上記物真似部分)でこれはいかんだろうって? いってたじゃない?
E うん、ジンちゃんはね。
B がはははは!(爆笑)
Y それはさ、おまえ・・・(笑)
B 今「乗り換えキャンペーン」らしいんだけど(笑)(最新アルバム3.5集のスリーヴでの写真がとくに好評だったことを指す)
Y それ、ジンちゃんはいかんだろうって、そんなあー・・・
E それは今でもいかんだろうって思う(笑)
Y いやぁそれはどうなんだ、そういう・・・
B 初志貫徹だな。
E いや、それは今思ってるのは、最初はよくわからなかったけど、歌い継ぎ方式の妙、みたいなものがあるじゃん?
Y ああ、ピンクルのね? ピンクルならではの。
E うん、だから、ほかの3人がまぁ、ハスキーだったり伸びがあったり、それぞれ個性はあるけれど、低音から高音にかけて、こう、かなりスムースに、ある面すごい近い唱法で、均質っていうか、シームレスに、っていうか? コーラス、ソノリティを作っていく、いけるなかで、明らかに異質の一色っていうか(笑)まぁ、ノンビブラートっていうかね・・・そういう意味では今から考えるとすごい面白いし、ピンクルという音楽性を考えたときに、絶対欠かせない存在だよね(ジニ)・・・うん、ブルーレインはピンクルの僕の好きなえーっと、4曲くらいの中に入るわけだけど、当然。
Y え?(笑)俺なら3曲の中に入るんだけど?? 4曲って・・・(笑)ピンクル、好きな曲上から順番にいうと?
E 『ルビー』。『ホワイト』。『Now』か、僕は『Now』を言いたいけど、まぁ、『ブルーレイン』。
B トップスリー? 『ホワイト』でしょう、『Now』、『ルビー』、『ブルーレイン』。
Y 何でみんなそんな『Now』の評価が高いの?
E 『Now』はわりと好き。
B うん。『Now』は結構いいよね。
Y そうなんだ。俺は『ホワイト』、『ルビー』、『ブルーレイン』。そん次は、『インディアン人形のように』(笑)
B・E それは・・・(笑)
Y まぁそうか、とにかく逆に、入門編としてはちょっとピンクルは難しいか。でもこの顔ぶれでいくとね、まぁ男ばっかりだけど、すごい評価高いよね。だからその、アイドル的な部分でいくとっていう、男性ファン・・・ああ、でもなぁ、ブラコンの好きな女の子にピンクル、少し聴かせたけど、これはすごいって言ったよ? Hushとかよりもこっちを買いたいって言ったもん、『ブルーレイン』のほうが。だって、♪no, no, no,no, no, noって(また物真似)ああいうところ聴いたらさ、こいつはホイットニーかっ!?って思うもんなぁ、うん。♪ha-, ha- とかいわれたらさ(こんどはオクターヴ跳躍の物真似)
E そうそう、だからそういう聴き方をすると、だからHushとかよりはいいよね? Hushはサウンド的に違和感がないっていう。
B ファッショナブルな感じでいい気分にはなれるけどね。(Hushは)
E あっ、すごい!って思うところがあるか、っていわれると、そのKポップいう前提で、ダサダサなんじゃないの?っていうのを一気に払しょくできるという意味ではHushはいいけど・・・。だから僕はAs Oneの『LovePlus』を最初に入れたけど、Hushでもよかったかもしれない。ただ、僕はアップではじめたかったから。
Y ? (笑)ああ、おまえのベスト盤? もう。勝手にDJになるのやめようよ(笑)
E (笑)中盛り上がりにHushは入れてるんだけど。
B 俺、たぶん今だったらピンクルの『Now』の入った3集? あれをまず聴かせると思う。
E え、それはつまりピンクルの中ではってことですか?
B うーん、Kポップの中ではも多少ありィの、まあピンクルの中では。だから『Now』と『Eternal Love』(共に3集に収録)? あの辺結構、それほどR&Bじゃないし、それほど軽いポップスでもないし、わりとアイドル色もあって、盛りだくさんでとりあえずこんな感じって言って。
Y うーん、でもなぁ・・・ピンクルの3集は重厚だろう? スカスカでかっこいい部分ってないもんなぁ・・・。(解説:ジョアン・ジルベルト、ドビュッシー、SOSバンドのSands of Time・・・。Yはつねにスカスカな、涼しげなものを愛す。ミニマリストなのであろう(笑))
B うーん、だから2枚目を買うときには他のものを聴いてほしいけど。Kポップの真ん中いってるやつはこういう感じ、と認識してもらって、でR&Bが好きだったら『ブルーレイン』っていうめちゃくちゃかっこいい曲が昔リリースされてるよと。でポップなのが好きなら『ルビー』とかに行ってもらった方が、『ブルーレイン』が万人に受けるかって言われたらちょっとどうかなあって思う。
Y うん、だからR&B好きとか、そのコンテクストでホイットニーとか、そういうのある程度わかると、チュヒョニ歌ってるの聴いたら(オク・チュヒョン,ピンクルのメインボーカル)これは、まぁ話また蒸し返すようだけど、これちょっと日本人誰もまねできんだろうっていう部分もあるよね・・・。うん、だからそういう意味でいうと入門編としてはちょっとそういう前提を要求される。でも、『Now』だったらいけると思うわけだ?
E 『Now』の方が僕は人に聴かせやすいなと思うのは耳あたりがわりと今風の音に近いので、最初にぱっと聴かせた時点でひかれなくてすむかなっていう・・・。
Y ひかれるのを恐れてるわけだ? みんなその、違和感なく!っていうのものすごい重視してるね? 恐々いってるね?
B・E (爆笑)
B まずはローギアで発進しなくちゃな(笑)
Y ほら、エンスト!みたいな?(笑)
E ローギアにはパワーがないと(笑)・・・いやそういうことじゃなくて、僕はやっぱりね、最初はピンクルは聴かせない。
Y やっぱり? 避けて? 俺もそう思う。最初にピンクル聴かせて「なんだよこれ!?」って言われたらすごい落ち込むもん。
B・E (爆笑)
E そういうことではない。そういうことではないんだけど。いや、やっぱりパクチニョンとかどっちかっていうとキムジョハン?
Y ああキムジョハンね、キムジョハンの話はちょっと、うーん、どういう順番で行くかなぁ、キムジョハンの話先行くか? 俺、SESの話もしたいんだけど。・・・うーん、そういう意味でいうと、パクチニョン、パクチユンってさっきからいってるけど、そっちはどうなの? SOLID、キムジョハンというのは?(キムジョハンはSOLIDの元リードボーカル)
E キムジョハンはR&Bが好きな人にでないと、アピールしないかなと・・・。
Y 「これだったらお前、平井ケンのがいいだろう?」って言われないか?(笑)
B いわれそうだねぇ・・・。
E いや、いわれないでしょう??
B いや、意外といわれるんですよ(笑)
Y 意外と!(爆笑)経験者は語ってるから。
E そう!? 平井ケンのほうがいい??
B もうなんか、アイデンティティー崩れまくったね、あれ(笑)
Y そりゃ絶対そいつが悪すぎだって(笑)
E いや、声が好きとかルックスが好きっていうのは分かるんですよ。
Y 平井ケンのルックスが好きがわかるって!?
E いやぁJウエーブ聴いていたらJWAVEのナヴィゲーターって言ってるんだけど、DJみんな、女の人、平井ケンのファンを自称してるよ。あの顔が好き、あの声が好きっていってるよ。
B こーんな鼻が好き?
E みたいみたい(笑)
B いややっぱりそれはそのほら、格上ってことを何としても維持しないといけないみたいだからね。
E まぁそれに関してはね、そうなんでしょうけどね。
Y なにに関して? ああ、その彼?(笑)
E うん、その人が(前述Bの「だれかいないか、Jポップで?」という知人)平井ケンって言うとすればね。いや、でも歌唱力ってことに関していったら、さっき言ってたフェイクとかっていう話があるじゃないですか? そういうことに関してはもう全然、だって平井ケンなんかそんなもんないでしょう?
Y ないまでいう!?(笑)そこ、ホームページでは太文字にしとくからな、ないでしょう!?って(笑)
B (爆笑)
E ないってこともないけど、まぁお座なりでしょう? いや、お座なりっていうか・・・。
Y うーん、ここはもう、多くを語るな(笑)
E いやでも僕はそれはその、キムジョハンに関してはあのMネットのライブ、『Change the World』とかのヴィデオをみたからであって、CDだけ最初に聴いてるとそこまで思わなかったかもしれないけど、平井ケンとおんなじって言われる可能性もあるけど・・・うん。
B ・・・うーん、そうだな、キムジョハンはちょっと恐い、俺(笑)
E だからキムジョハンに関しては僕の場合はまわりにはR&Bが好きな人少ないから、そういうフェイクをかけて、歌い上げっていうか、がーって声を出して歌っていくようなものは・・・引かれてしまうから。
Y うん、確かにMネットでやってた『Change the World』から『君のために準備した愛』、あの繋がりは誰が聴いてもやっぱりかなりインパクトあるよね? あれは。
E まぁでも、何人ぐらいに聴かせた?(笑)
Y いやぁあるんじゃないかなあって思うんだけど(笑)
E ああそう。まあ、たぶんね。R&Bが好きな人ならね。
Y うーん。じゃあやっぱりキムジョハンはないと? 最初キムジョハンっていう線はない? でもどうなんだ? 評価的には・・・
E いや、僕は高いよ
Y それはパクチニョンと比べるとやや落ちるけれども高い、くらい?
E いや、両雄並び立たず、くらい(笑)
Y (笑)あ、じゃあもう、めちゃくちゃ高いわけだ? じゃあ要するに、笑えるパクチニョンと・・・
E いや、違う違う違う。サウンドメイクのパクチニョンと、歌のキムジョハン。
B はぁー。なるほど。
Y 見た目のパクチユン、と(笑)
B むふふふふ(笑)
E いやいや(笑)パクチユンはパクチニョンだから(プロデュース)。見た目・・・見た目もそうだけど。
Y あれ、GODは誰だっけ? プロデューサーはパクチニョンだけどそうじゃなくてメンバーの、ほら・・・
E パクチュニョン??
B (笑)ややこしいなあー。
Y で、あの、例の流出ビデオが出たのは?
B ペクチヨン!
Y そうそうそう(笑)このあたりね、皆さん誤解しないように・・・
E ペクチヨンは(吹き出す)関係ないでしょ!
Y (笑)関係ないけど。
E 繋がりないし!
Y いや(笑)似てるっていう・・・
E 名前はね(笑)
B (笑)・・・そうだなぁ、俺的には、キムジョハンよりやっぱりパクチニョンのほうを、最初は聴かせるね。あの人は曲作りにしてもサウンドメイクにしても、やっぱりそれなりものをだして来るよね。
Y お笑い説についてはどうなの?
B えっ、それ?(笑)
Y パクチニョン、じつはお笑い説っていうのもあるぞォ、根強く・・・(笑)
B それ? 俺が意地でもやめさせる(笑)日本ではするな、っていって(笑)
Y どうしても、歌って踊りまくりながら、『サムマァ・ジングルベル』をやりたい!(曲名)とかいわれたときはどうするの?(笑)
B ヴィザ出さん!(笑)
E だからあれは市場の問題でしょう? ああしないと売れないっていう? でも日本ではあの顔は全然大丈夫だと思う。
Y そうだな、『She was Pretty』の(ヴィデオ・クリップの)線でいっときゃな。
E まぁ本人はあまり日本に進出すること考えてないみたいだから。
B キムジョハンはね、あんまり俺もなぁ・・・
Y くそバラードっていう場合もあるしな。
B それとな、あの人ちょっとピッチが悪いなぁ?
Y ・・・ピッチ悪かった?
B あの〜『Change the World』とかでも、どうやって当てようかなっていう感じで歌いながらみたいな。ああ、だからね、俺ぱっと思ったのは、それこそさあ、これがソウルミュージックらしいっていう歌い方ができんのよ、アクセントとか声の出し方とかが。めちゃめちゃそれっぽいっていう、キムジョハンは。すっごいこう黒っぽいっていう感じの色は出せるんだけど、なんかもうちょっとなんか、ピッチが悪い、ちょっとフラフラフラフラしてんなぁて言うのがあったかね。あれはだからすごい粗削り? 粗削りな感じ。パクチニョンのほうがすごくまぁ、できる範囲で完成さしてるっていうか完成度がめちゃめちゃ高い。キムジョハンはやっぱり玄人好みかなあって、うん。
Y あのライブについては返りの問題もあると思うけどなぁ。・・・キムジョハンとか全部上であの、ファルセットだす時とか絶対こうやって耳おさえてるよな? あれみんなやるよな。要するに自分の中のピッチで他の音は一切聴きたくないいってことなんだろうけど。Kポップではよく見るよね? うーん、じゃあキムジョハンはゆくゆくは聴いてくださいっていう感じか。
E うん、ああいうものが好きな人はね。
Y だから俺は、ちょっとSESの話もしたいんだけど(っていうか、どうしてもしたがっている)、あの〜、う〜ん、キムジョハンはさ、さっきの話にもあったけどその、レコーディングよりライブのほうがいいって俺も思うわけ。ライブのほうが面白いと思う。でそういうふうに言えるアーティストって日本じゃ少ないよね? いわゆる、R&B・・・さだまさしのトークが面白っていうのはあるとしても(笑)
E いや、それは、やっぱりそれぞれのファンのひとは、やっぱりライブがすばらしい、っていうと思うよ?
Y うーん、いやつまりSESが今『包み込むように』を歌ってて(MISAのカヴァー)、うまくなっていってると思うんだよ。やるたびに。
E うん、あれはそうだね。あれは確実にそうだね。あれ聴くと面白いね。
Y CDよりうまくなるってことは現状日本では考えられないだろ? CDよりうまくなっていったアーティストがかつて何人いただろうか・・・。
E ああ、だからそう、ライブのほうがいっていうのはつまり、キムジョハンとSESのさっきのその『包み込むように』とは話がちょっと違うと思うんだよね。キムジョハンはフェイクの、ノリって意味でライブのほうがもっとすごいと。それはライブにはライブの良さがあるっていう良さじゃない? で、SESはそうじゃなくて(笑)・・・
Y もっと練習してから録音すればよかったのにっていうこと?(笑)
E まぁそれは言い過ぎだけど。なに? 技術がよくなるっていう。うん。普通はCDで録音するときっていうのは機械の助けっていうか、つまり、好きなだけ、パンチインパンチアウト? いくらでも?(笑)いじれるわけだし・・・その2つはちょっと話が違うかな、と思う。
Y そうしたらまた話はちょっと前後するけど、ピンクルとSESっていうことでいうと、まぁこれはなに? パクチニョンとキムジョハンが両雄っていうのは非常にここだけの話なわけで・・・
E それは僕だけの話かも知らん(笑)
Y (笑)でも、あると思うんだよそういう考え方も。とっつきとして、初めて入っていくときに、2人活動してるアーティストを対にして・・・パクチニョンとキムジョハン・・・じゃあユヨンジンはどうなんだ??とかっていう話もあるけどね、まぁユヨンジンはSESとか、SM系(のプロデュース)を主にやってるからSMの話(そーゆー意味(笑)でなく、SMエンターテインメント。事務所名!)になるけども、うーん・・・その後ちょっと男のコのアーティストの話もしたいんだけど、SES・・・ピンクルとSES、これはもう永遠のライバル。ドメスティックにもそう思われているでしょう。ね? 今はピンクルのほうが人気かもしれないけど。で、ピンクルはまぁ、いわゆるさっきも言ったアイドルとして聴く人も、見た目もかわいいからアイドルとしてはいけるでしょうと。そういうことでいうと日本ですでに活動しているSESは完全にアイドルとしてもうファンもすでにいると思うんだよ。もっと、ピンクル以上にね。ピンクルのファンはたぶん僕の読者と同じぐらいしかいないと思う。
E・B んーっっ???(強い不同意)
Y もうちょっといるか・・・(弱気) まぁいいや、それはいい(笑) そういう意味でいうとSESはどうなんだろう? 例えばSESを聴いてKポップっていうのはこういうもんだと思った人もいるよね、それはもちろん。ていうかもっといえば、今なら『包み込むように』を変な、謎の呪文で歌ってる人たちがいる、っていうような入り方もあるわね(笑)うん、で、SESについてはどうなわけ?
B・E ・・・。
Y なんで黙るかな!?(笑)
B・E あはははは。
Y SESはそんな難しい・・・
E いや、僕は好きよ、SESは。パダをのければ(笑)
Y だからさぁ、そういうのやめようよ。パダをのけるとか、ジニのけるとかさ(笑)そういうのやめようよ。
E (笑)パダはいなくちゃ話にならないから。パダがいなくちゃSESじゃないから。ルックス的な問題を抜きにすると・・・でもねえ、パダの声もすごい独特なんだよね。あれー、で拒否反応を示す人もいうと思うんだよな。あの声は。
Y うーん、でもSESはすごい日本人は親しみやすいと思うんだよね。
B そうだな。
Y 『包み込むように』っていうのもあるし。すでに活動しているし。
E あのCDは2度とかけないでもらいたい(笑)(Jウェーブなどで)
Y また君はそういうネガティブなことを(笑)まあ、愛情の裏返しなんだろうけどね、恐々行きすぎ、ビビりすぎ!(笑)とにかくね、この場は非常に偏った展開を、まぁいってみれば最初から目指してたわけなんだけど(笑)ひとつ、誤解なきように言っておくと、たとえば池田君なんてパダちゃんが1番かわいいと言っていたぞ?
B ええ!! マジで!?
Y うん。パダファン発見(笑)
B (笑)・・・うーん、でもどこまで受け入れられるかがな。
E 前にすでに(日本で)活動していることに関しては、全然、むしろ傷になっていると思うし・・・(ふさわしい成果が得られなかったことで彼女たち自身が心理的に傷ついているのではないか、という意味)
Y なんでみんなそんなSESに関して口が重いわけ? 俺的にはSESはかなり評価高いよ(笑)
E いや、評価は高いよ。
B うん。
Y 俺ラジオで(もし自分のラジオ番組で)かけるとしたら絶対SESだもん。
E 評価高いからもうちょっと大事に扱いたい・・・。日本語で歌うようなことはもうしないでほしいし・・・今(同じ事務所、SMエンターテインメントの)ボアが、日本語で歌うって言っているらしいけど。そういうことはもうやめてもらった方がいいと思うし。
Y まぁSMはね、そういう戦略だから。うん・・・やっぱりインタビューもユジンを中心に英語でべらべら答えてほしいと?(笑)
E いや、それはハングルでもいいし、日本語でもいいけど。
Y シューちゃんでもいいと。(SESのメンバー、ユージンはグアム育ち、シューは日本育ち)
E うん。むしろその方が面白いんじゃないかな。3人が3人とも別の言葉で話したりとかすると、面白いんじゃん? で、しかも全部上手だから、やっぱり。それはそれでまぁ、アピールとして面白い。やっぱり曲の歌詞を日本語で歌うと、どうしても・・・揚げ足をとられるもんな。
Y うーん、でも、あの島野さんの二曲なんかよくできてると思うけどな。(日本で発売されたSESのシングル)
E よくできていると思うけど(発音の)揚げ足は取られると思う。
B 路線がやっぱりね、日本にもすごいこれまでにあった路線だから、うーん、よほどを突き抜けてないとね、それこそ、それだったら日本にもって探されかねないよ。ピンクルはやっぱり独特なラインだから・・・
Y 誰が聴いてもピンクルは違う? 見た目の可愛さもピンクルは独特、日本にはいない・・・
B うん、まあ可愛いとかその辺の諸々もクリアしたうえで音作りはかなり独特なものをしているから、これは結構いけるんじゃないかなと思うんだけど、あの〜、日本のアイドルグループとSESの明らかな違いっていうのが(一般に)どのくらい認識できる
かねと思うんだけど。
Y わかりにくいところかな。
E SESのほうがサウンドはカッコいいんだけどな・・・
Y そう、やっぱりユヨンジンのサウンドっていうのはすごいよな? まあだから俺は、パクチニョンとかと並び称せるようなプロデューサーだと思うな。・・・まぁSMの話も後でちょっとしたいけど。いずれにしてもアイドルファンはSESに行くっていう確率も高いと思うんだけど、その辺のことはどうだろうね? この場ではちょっとわかんないか? アイドルファンならピンクルをどうぞ、SESをどうぞみたいな・・・アイドルファンならクレオをどうぞみたいな(笑)そういうさぁ、TTMAはどうだ?みたいなそういう話はちょっとこの場ではできないかね。わかんないもんね?
E わかんないなぁ。アイドルファンはねえ、アイドルファンでちょっと毛色の変わったものが欲しいと思っている人はもうかなり注目していると思う。ていうかむしろ今Kポップに1番注目しているのはアイドルファンだと思う。
Y でもそのあたりがさぁ逆に正当に音楽を聴いてる人間にすればすごい嘆かわしいことじゃない?
E うんそうなんだけどでもそれは・・・
Y アニメの主題歌うたわれたりとかしてさぁ。
E (笑)そうそうそう、やめてもらいたい。
Y パクチユンでさえアニメの主題歌でしょう? そりゃだって見た目が完全にもう・・・フィギュアみたいみたいだもん(笑)
B あはははは。
E だからえーっと、そういう、アイドル路線から入ってくる人? 今ここではあまり論じられない。
Y うーん。「Kポップが好きなんですよ」っていって、「キャーッ、オタク!!」ってふうになるのも俺もすごいきついっていうか、「Kポップが好き」「ああ、いい音楽ですよね」っていうんじゃなくて「Kポップが好き」「はぁー、それは、家にヴィデオとかいっぱいあるんでしょうねぇ」、あるけどさ、実際(笑)
E・B (爆笑)
Y そういうふうなのが、ちょっとねー。ちょっと、どうかな、それすごい、非常に危惧してるけどね。どうおもう、それ?
E 僕も危惧してるよ。
Y 危惧してる? ありうるよね。
B ありだよね。
Y ありだよね。それ、避けたいね、何とかして。
B そのへんでね、やっぱりSESはうーん、って思うのは、つまりその、あまたいるアイドルのなかでなんで日本じゃなくてそっちなの?っていう・・・ほら、パクチニョンが好き、こんな音っていったら、あ、こういうかっこいいファンキーなやつが好きなんだとして、なるほどね、っていうかんじだけど、だから日本にいないしさ、ああいうどファンクなのやってる人? うん。
Y でもSESだってあんなに踊れる人いないぞ、こうやって(こんどはふり真似)
B ははははは。
E 踊れる、なぁ・・・。
Y パダだって・・・パダ、駄目? ・・・チュヒョンとパダはどうなのよ?
B 俺、チュヒョンが好き。
Y いや、「好き」じゃなくて(笑、脱力) どっちが歌うまい、とかいう話!
E どっちが歌うまいはパダの方が歌はうまい。ていうか少なくともオリジナリティー溢れまくるという気はする。あれはあのー、アメリカの黒人R&Bミュージシャンでもああいうふうに歌える人は少ない。
Y じゃ、最後にSESのいい点について? あとは? なんか否定的な話が多かったからさ。
B うんうん。
Y 俺はな、やっぱりサウンド的にな、アイドルなんだけど俺なんか聴くとすごい新鮮っていうか、通好みっていうか、ああ、かっこいいなーっていうものが・・・シャープな感じがするんだよね。
B ああ、それはね・・・
Y シャープって言ってもスルルニッカ〜♪のS#ARP(グループ名)じゃないよ(笑)
E (傍白)結構あれも好き。
Y うーん(笑)あれもあれでいいけどさ。あのー、なんていうのかな、ピンクルのほうが可愛い、可愛らしい可憐なピンクルっていう部分がすごくあって、まぁNowでそこんとこだいぶ払拭したけども、SESはもっとかっこいいSES? 可愛くてかっこいい? っていう部分がすごい強調されていて、それが・・・BabyVoxみたいに強硬に?(笑)なっちゃうと「ほんとにかっこいいのか??」って多少疑心暗鬼になる恐れもあるけど(笑)SESぐらいは、その、サウンド主体で、見せ方っていうよりとにかくサウンドがかっこいいと。振り付けとかはもうかわいいかわいいで、いまだにやってる部分あるけど、とにかくユヨンジンのサウンドがすごいシャープで、今度のBeNaturalだってめちゃくちゃかっこいいっていうのがあるから・・・っていうところは俺、たとえばもし俺がDJやってたらかけるなーっていうのはある。あとないの? やっぱりパダは可愛いとか?
B やっぱシューちゃんかな?
Y やっぱシューちゃんなの?
B シューちゃん可愛くないか?
Y 可愛いな。
B うん(笑)
E いや、だから僕は、SESはアイドルで、アイドルなのにこのうまさっていうのと、まぁそのサウンドがシャープっていうのはあるけど、うーん、だからそうだな、アイドルなのにサウンドがこんなにシャープ。で、パダのやっぱり唯一無二の・・・うまさっていうかな。
Y でもそれはピンクルにも言えることでしょう? アイドルなのにこのうまさって言うのは?
E アイドルなのにこのうまさはそうなんだけど、アイドルなのにこのシャープな感じっていうのが違うのと、それとあとえーっと、SESの方がいいと思ってるのはやっぱりパダのオリジナリティーみたいなのはチュヒョンにはそこまでのオリジナリティーっていうのは感じないっていうかな。
Y まぁチュヒュンのほうが・・・
E いいとこ行ってホイットニー。
Y うーん、いいとこ行って、おーっ、そこまで・・・(爆笑)そこも太字だぞ、いいとこ行ってホイットニー!!
B (爆笑)これいってるの誰なんスか、みたいな??(笑)クインシーが言っているのかな??みたいな?(笑)
E (爆笑)・・・いやだから、ホイットニー・ヒューストンにはかなうかもしれないけど、つまり、ホイットニー・ヒューストンのまねとしては素晴らしい・・・
B やっぱその、(チュヒョンは)王道を・・・
Y だから要するにブラコンっていうかそういう唱法のあの、範疇のなかで語られうるっていうことね?
E そうそうそうそう。
Y そのぶんなじみやすいかもね。
E うん。で、パダはちょっとそれでは済まないと思うんだ。
B うんうんうん、まぁオリジナリティーっていうことだよね・・・。
Y なるほど。しかしでももちろんR&B的唱法という範疇でとらえてもさ、ものすごいものがあるわけじゃん?(パダ) あのー、ライブで、ほんとアドリブって言うか、フィルインができて、コーラスって言うか、カウンターのライン、オブリがとれる? ていうか作れる? 完全に即興って言うか即席っていうか・・・ああいうことあのレヴェルでできるボーカリストって、日本にいるのかね、マジな話?
B うーん、まぁたいていはただのコーラスパートって言うか、ね(笑)
Y そうそうそう。完全にoff the top of the headでしょう? レコーディングにはないもん。それこそ日によってコンセプトが、っていうか(笑)違う、ほんと自由に? 楽々、楽しげに・・・(解説:近来の日本の歌手が放送でたとえば持ち歌をメロディとは異なった旋律で即興ふうに歌ってみせる場合、往々にしてそれは単にレコーディング時に自分の声でオーヴァーダブしたパートなど、練習され練り上げられた、即ちヴォーカル・アレンジのなされた出来合いのカウンター・ラインを原型としたものを披露していることが多い。当然それは逆にレコーディングから想像がつくものであり、それらとパダの歌唱の本質的な違いがここでは語り合われている)アイドルとか、R&B、DIVAっていわれている人たち?(笑)はもちろんだけど、それこそジャズとか、そういうもっとシリアスなジャンルの人を含めても・・・
E いない。(笑)っていうか、僕はみたことない。
B (笑)ですね。
Y ・・・まぁ、それでやっぱり、このホームページ、そうね、これでSESの話も出たと思うけど、やっぱり女の人のほうがすごく来てると思うんだよ。で、そういう意味ではKポップ、男の子のアイドルっていうのはどうなんだろう?
E それはわかんないなぁ(笑)
Y やっぱGOD? 結局、パクチニョンプロデュースっていうことで?
B そうね、ロックとかさ、いわゆる普通のまぁポップスのグループもいるでしょう? GODみたいなのもいるわけだけどさ。そうね、どうだろうなぁ・・・。
E たぶんKポップの男の子のアイドルを探している女の子が普通に、一般的に人気があるのは当然HOTじゃないですか? で、ジェクスキーズ・・・?
Y 今ならクリックBだよな?
E だけど、まぁ僕も結局GODだと思うんですけど・・・
Y それはパクチニョン(プロデュースだから)ってことだよね、要するに?
E いやそういう意味じゃない、サウンドっていうことじゃなくて・・・
Y 子供育てたりしているから?(笑)
B そうなの??
E わかんないって、それ!(笑)日本の人、見られないし!(韓国内で放送されたTVの企画番組でGODは子ども(人間の)を育てている(マジ))・・・そういう意味じゃなくていわゆるその、このホームページに来てる人、っていうふうに考えたときにそういうHOTとかクリックB、 ジェッキー(=ジェクスキーズ、6kies)みたいな、ああいう王子様、なのか少女漫画の世界から飛び出してきたような人は求めていないだろうと考えたらっていうはなしだけど。
Y そう、だからそれはクリックBがいいって言うのは、パクチユンいいよね、フィギュアにしたいよねみたいな、かんじのファン層の女の子版だもんな? チェッキーとか、とくにいまのクリックBの、フロントラインの4人? ていうのは俺からみても、めちゃくちゃ整ってるって言うか、まさに少女漫画を現実の人間にするとこういうのになるんだろうな、って言うか・・・(笑) ただ残念ながら、クリックBも、HOTもだけど、この場ではね。僕らの趣味(ブラコン、R&B)から言って、まぁ、サウンド的に問題外になるから、当然取り上げられないわけなんだけど・・・
E だからどうなのかなぁ、そういう人、つまりオタクじゃない人? っていうのはアイドルを必要としてんのかな?
Y それはやっぱりさあ、ピンクルだって見た目が可愛いいっていうこともすっごいポイント高いよ? 歌がうまい・・・そんなのそしたら、チュヒョンとパダの夢のデュエットチームなんていうのが出てたらさぁ、そんなに応援してるか?
E・B (笑)
Y いやぁしてないと思うなァ、俺(笑)
E それはそれでサウンドメイクがかっこよければ、別のもんとして聴くと思うけど。
Y あぁ、まぁねぇ。・・・そら、Hushがチュヒョンとパダで構成されてたらさ、ちょっと辛いもんがない?
E・B それは辛い。
Y As Oneがさぁ・・・ああ、As Oneについてはぜんぜん語らなかったな。やっぱりでも、As Oneも・・・まぁ可愛いしな・・・。
E As Oneは僕はすごい好きだけど。As Oneに関しては、僕に言わせれば、エバークリーン。
Y ポップ、だな。
B うーん、でもね、あれがいい、As Oneがうまい、ていうのはもしかしたらいま、1番分かられにくい、って言うか? 高度って言うか? うん、だから、べつに声量があるとか、高い声が出るとかじゃなし・・・
Y うまいんだけどな、じつは。めちゃくちゃ。ブラコン分かってる、って言うか(笑)。・・・うーん、それでいうと、僕がぜんぜん注目してないアーティストっていうのはあんまり出なかったな、今回。あのー、ページ(K-pop Junction)に出してないものっていうのは・・・。
E あれ、そう? キムジョハンは?
Y ああ、キムジョハンな。
E タシャニ!(女性2人組ヒップホップ/R&Bチーム。タシャ=Tashaとエニ=
Annieからなる(笑))
B ああ、『ハルハル』?(曲名。日本語でいえば“一日一日”) いいね! あの〜、スローラップは、もう、ちょっと・・・
Y うん、死ぬほどかっこいい。「これ、誰が考えた!?」みたいな(笑)・・・うーん、ただちょっと、CD手に入らないでしょう、タシャニは、おそらく?
E Jは載ってるかな。
Y Jはまぁ、入門編としてどうなんだろうっていうのもあるしな。
E いやもしかしたら結構いいっていうか、ありかもしれないなと思うけど・・・。英語だけのアルバムとかね。Kポップ離れしているという意味ではね。というかアジア離れ(笑)
B 俺はあの、パクチョンヒョン結構好きだけど。
Y ああ、パクチョンヒョンね。それもでも、入門編としてはどうなんだろうね?
E ? どの人?
Y あの、左手の・・・(物真似)[訂正nov 2020:「右手」です!]
E あー! はいはいはい。こういう人ね(物真似、笑)
B そうそうそう。(物真似)
Y 左手の魔術師(笑)(パクチョンヒョンは歌唱中音に合わせて左手を振り回すことで有名)[訂正nov 2020:「右手の魔術師」!]
B ちょっと地味かもしれないけど、1番R&Bぽくないやつ・・・レイテスト? You mean everything to meが入ってる。あれとかは結構スマッシュヒットというかさ、30位から60位ぐらいでずーっといそうなやつかなあって思うんだよ。
E パクチョンヒョンってよく知らないんですよ。
Y まぁだからKポップR&B界の両雄、両雄っていうかキング&クイーンだよ、キムジョハンとパクチョンヒョンが。プリンセスがヤンパ、と。
B (笑)で結構ポップな曲あるからな。
Y 召使いがAs One。(笑)
B (笑)だからね、
Y Jは行けてる町娘(笑) パクファヨビは・・・辺境候の娘、かな?
B (無視)あんまりそのなんていうの? キムジョハンみたいな感じでもないし。アルバム的には。かなりこうポップな曲とか、わりとR&Bぽくないようなコード進行使ってちょっとこう、黒っぽくないポップな・・・えーっと、うーん、黒、とか言って(笑)
Y・E (爆笑)
B だからそれこそレイパーカーJr.とかが考えそうなポップ? みたいなサウンドも作ってるし、まぁモロ白人のウエストコーストロックみたいのもあるし・・・。結構だからね、ポップスのファンです!みたいな感じで? 別にアイドルを追っかけたりとかしない人には1枚持ってたら結構さらって聴いちゃえる、みたいなパターン・・・
Y あがってないものとしては、じゃあパクチョンヒョンをまず薦めるわけだ。・・・ほかは?
B まぁ僕なんかは今でも音楽が好きなんだけど、そうじゃない人っているじゃない? やっぱり仕事もあるし生活もあるし。そういうおない年ぐらいのやつと会っているときにさぁ、ポーンとかけてたら「なにこれ、いい感じじゃん?」って言ってくれそうな人かなぁパクチョンヒョン。
E すごい!っていうんじゃなくて?
B なくて。
Y すごいけどなあ?
B (笑)実際はすごいけどまぁ、あたりはちょっと地味な感じ・・・
E つまり聴かせたときに相手に求める反応として、わ、これすごいねぇ!って言ってもらうんじゃなくて・・・
B 誰これ?みたいなことは絶対言ってくれるだろうみたいな。
Y じゃページで取り上げてないものとしてはそのR&Bのは両雄を? ね? パクチョンヒョンとキムジョハンをまず薦めると。まあ、男のコのアイドルっていうことでいうと・・・GOD?
E GODなのかなやっぱり・・・
Y 俺はSM、ユヨンジンプロデュースっていうことで・・・
E フライ・トゥ・ザ・スカイ?
Y うん(笑)フライ・トゥ・ザ・スカイ、いま強力にプッシュ中だけど(笑)行儀悪いからなぁあいつらちょっとなぁ。
B (爆笑)
E 行儀悪いんだ? 僕はあのなんかツルンとした顔が気持ち悪い。
Y うーん、まあそれはでも女の子がどう思うかは僕は知らない。
E メイクのせいかな。
Y シナ。(グループ名。神話)
E 僕は気持ち悪いと思う。ていうかでもあれは、ほら見た目、ルックス的には、曲は別として、ルックス的には、ほら、あれだよ、何だっけ? アイドルといえば・・・
Y SMAP?
E SMAPじゃないけど。そのだから・・・
Y 嵐?
E 嵐?・・・いや、だからその辺を総称して! ジャニーズ!
Y ああ、ジャニーズ!
E だからまぁ、ちょっとどうなのかなぁと思ってね。ジャニーズ好きっていうことは、日本で日本のアイドルが好きな女の子っていうとジャニーズが好きなんでしょ?
Y まぁだからサウンド主体にいってるわけだけど、やっぱりまぁ、ピンクルがいいっていうのは見た目もあるように、女のコから見ると見た目のいい男のコでいい楽曲があると最高っていうのがあると思うんだ。そうするとGODなのかなぁ?って。・・・サウンド的にもGODはやっぱりラップ多いからさぁ、うーん、まぁラップの話今回は殆んどできなかったけど・・・ヒップポップ好きっていうんならKポップのヒップホップっていうのはひとつあるよね? 日本のヒップホップより・・・
E だから僕はこないだから言っているように、日本でもしもKポップがブレイクするということを大前提に考えるんであれば、ヒップポップで売るのがいいんじゃないかと今は思ってる。
B ああ、ミュージックビジネスとしたらそうでしょうね。
Y ロックよりも? チャウリム(ロックバンド。既出、紫雨林)とか行くよりも?
B ああ、ロックは分からんもん(笑)
Y・E はははは。
B いま日本でなにがあるのかも(笑)分からんし。
E いやっていうか日本と、こんなんだったら日本にあるじゃんていわれないものっていう・・・
B それでさやっぱりヒップホップを好きな子のほうがどっちかっていうとそういう垣根がないと思うんだよな。なんでもかっこよかったら取り入れる、別にこれだったら日本にとか、そういう変ないい加減な意識じゃなくて、おKポップでめちゃくちゃかっこいいじゃん、サンプリング使ってちゃおうぜみたいな・・・
Y うーん、難しいなあ、でも。SESの包みこむようにが受け入れられるとすればさぁ、安心して見下せるかんじがいいっていうのもあるのかもしれないしな(笑)Kポップ、ヒップホップのほうがいいかもっていうのは、やっぱり日本のヒップホップよりもいいぞっていうような部分が・・・
E いや、いいかどうか、比べてどうかっていうんじゃなくて、えーっと、明らかに違う? 日本にはないもの、という。日本のヒップホップも僕はすごい頑張ってると思うんだけどでもやっぱりヒップホップって言葉にどうしても・・・
Y ライミングができないからな、日本語では。
E うん、つられるから、だからそういう意味で逆にいうと日本のヒップホップの人を頑張っているなーって思うのはむしろアメリカのヒップホップのただの真似じゃなくてそれをどうやって、日本語でやるかっていうところを工夫しているから頑張っているって思ってるわけだよ。そこから出てきているものと、同じようにしてでも全く違ったバックグラウンドから出てきたものとしてKポップのヒップホップはあるわけで、それは明らかに違うわけ。だからそういう意味で日本にはない、これだったら・・・とはいわれないっていう(笑)
Y なるほどね。GOD・・・ほんとはメロディーぽい男の子も紹介してあげられるといいけどな。まぁフライ・トゥ・ザ・スカイを俺は薦めるっていうくらいのことかな? まぁこんな感じか?
B GODはね結構お勧めだね。ラップもできるしメロディもいい楽曲持ち歌で持ってるし。みんなそこそこを歌えてルックス的にもOK・・・
Y テープまだある? ない? シメとくか? うーん、じゃあ、まとめのコメント。それぞれ、短く。
B・E え?・・・
Y ここまで読んでくれた人のために、さ?
B・E ・・・。
Y (笑)もう! 素人はこれだからなァ・・・
B・E っていうか素人なんだって!!(笑)
...recorded live, May 5th 2001
[Bのお薦めKpopソングリスト♪]
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