「一緒にいるのに､まだ会いたい｡」

これもなかなか日本人の口からは出てこないｾﾘﾌでしょうねー｡しかし彼の地ではわりにありなのか､いつかｷﾑ･ﾊﾇﾙも映画「彼女を信じませんように」のｷｬﾝﾍﾟｰﾝで出たｸｲｽﾞ番組で、定番の口説き文句の例としてこれとほぼ同じ「会っているのにまだ会いたいよ」みたいなセリフを挙げていた｡ああいうのは気持ちわるいとよく女の子はいうけど､実際にいわれてみるといいもんだ､というのが､姫のお言葉でした(笑)

さて｡本当の( !笑)お姫さまが百済からやってくる､というのがこのﾄﾞﾗﾏ｡扮するは韓国史上最高のｶﾞｰﾙｸﾞﾙｰﾌﾟ､exﾋﾟﾝｸﾙのｶﾞﾁｬﾋﾟﾝことｿﾝ･ﾕﾘちゃん｡あまりに可愛いのでｶﾞﾗｽの箱に入れられ見せ物にされたり､なにっ?もしかして日韓の歴史的な諍いは､すべてﾕﾘちゃんが可愛すぎたせいってことなのか!?!? と勘ぐらせかねないこの役どころを､まさに水の得た魚のように演じています (笑)
…と、この説明だけで､これが『なんだかなぁ…』なｽﾄｰﾘｰなのは明らかでしょう。が、それもなんのその｡なぜかなぜか､最後まで面白く見れてしまう､というのがこのドラマの不思議な魅力｡
本邦初放送は2003年の夏でしたが､なんだか子どもの頃の "少年ﾄﾞﾗﾏｼﾘｰｽﾞ" を見ていたときの気持ちをふと思い出し､なかなか楽しい夏だったなぁ､という印象があります｡
ﾌﾟﾗｽ､ここでは "片思いの絶対強者" ことｿ･ｼﾞｿﾌﾟが(笑) めずらしくﾓﾃまくり! (ｶﾞﾁｬ姫のみならず､男から見れば､まぁ､率直にいって､こう､堪らぬ部分のあろうｷﾑ･ｻﾗﾝ（笑 !）にまで!!）というのが本作品｡もしもあなたがｼﾞｿﾊﾟｰなら､絶対に外せない必見の一作､でもありますよ｡

ﾊﾝｸﾞﾙ･ﾄﾗﾝｽｸﾘﾌﾟｼｮﾝ