allez allez français depuis 2005
 平中悠一の《アレ・アレ・ フランセ!》1

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フランス語の習得

Je peux parler un peu le français!
>> さらにいいたいことをいう!フランス人をつかまえて、訥々とでも、いいたいことをこんこんと語りまくれるレヴェル。

辞書の選び方


気楽な文法リファランス♪

>> 大人が外国語を学ぶなら、やはり文法の力も活用したい。

入門から初級へ(^ ^)
>> フランス語圏に旅行して、とりあえずどうしてもいいたいことはちゃんといえる= “サヴァイヴァル・フレンチ” レヴェルの獲得。

勉強のゴールデン・ルール
>> 勉強嫌いの僕の考え(笑)

フランス語が結構できるぞ、と実感するには...
>> 外国人にとって実は、それはまず、結局ヒアリング。

勉強が厭になったら(; ;)
>> 継続は力なり。けれど真面目にやっていればこそ、そんな時期もあるものです。

コラム:関連読みもの
「語学アラカルト」
「なぜフランス語か?」

特別寄稿:
Yuichi HiRANAKA à Paris!
「パリは燃えているのか?(笑)」
「パリより年末のご挨拶」
「釣り銭とマニフェスタシオン」
「阪急文化圏の底力」
「ボンソワール、ムッシュー」
「4月のシテ島」



Carte Postale:Bonnes Vacances 2005-6


Yuichi HiRANAKA à Paris!

cover 今すぐ覚える音読フランス語
橘木 芳徳/著

\ 1.785 東進ブックス; ISBN: 4890853073

Je peux parler un peu le français...
さらにいいたいことをいう!フランス人をつかまえて、訥々とでも、いいたいことをこんこんと語りまくれるレヴェル。

コメント 外国語を勉強している人はよく喋れない喋れない、と残念がります。その気持ちは僕もとてもよく判るのですが、そんな時僕はいつも「だいじょうぶだいじょうぶ、必要な文法知識と、必要な語彙と、喋りたい内容と、喋りたい相手がいれば、人は必ず喋るんだから」といいます。あたりまえの話なんですけど(笑) 思うように喋れないとすれば、このどれかに不足があるわけですね。とくに相手がその言語の母語話者である場合、向こうを聞く気にさえさせられれば(対フランス人的にはここ、非常に重要ですが・笑)少々発音やconstructionに難ありでも通じちゃうものです。

 とくに語彙vocabulaireということでは、ヴォキャビュラリィ・ビルドの問題、これは僕が英語をやっていたときの考えでは、Time magazine(ないしNewsweekを)常に読む、それも端から端まで、というのが手っ取り早かろう、思っていました。(このふたつのなかではTimeのほうが“格調高い”英語、ということになっていて、やや難しいということなのですが、基本的には僕も賛成で、Timeをお薦めします)端から端まで、というのはそうすれば自分の関心のない分野(たとえば僕なら農薬の話とか、婦人科系の病気の話とか!)の語彙も偏りなく獲得されるからです。
 おなじことは新聞を読んでもできますが、毎日新聞を買ってもどうせ読み切れないし(笑)面倒ですよね。…と思っていたのですが、いまはNew York Timesのweb版も読めるので、これを毎日1article読む、というのも賢いかもしれません。(Timeをお薦めするのとおなじ理由で、New York Timesの英語は他のアメリカの新聞と比べてがくんとbon niveauなので(笑)New York Timesがいいと思います)
 さて、これとおなじことをフランス語でしようと思うと、Libérationのweb版というのもありますし、雑誌だとLe PointL'EXPRESSLe Nouvelle OveservateurというのがTime式のニュース週刊誌になるようです。この中ではNouvelle Observateurの記事がやや“格調高い”ような気もしますが(笑)これ、パリにきてフランス人に聞いて初めてわかったことですが、この3雑誌、この順番に左寄り→右寄り、ということのようです。Nouvelle Observateurにこう載っていた、というような話になるとよく「あああれは右だから」みたいな話が出ます。フランス人の知的な人は、わりとこぞって右を嫌っていますから(笑)「でも記事は面白いのがあるよね」というようなフォローもよくありますが(笑) ついでに新聞については「LE FIGAROはぜんぜん右。Le Mondeはちょっと真ん中より。Libérationで真ん中かなぁ」ということでしたので、フランスの真ん中がいかに左によっているか、社会が全体にいかにkeep leftか(笑)が判ると思います。リベラルを自認する僕としては、それならPointとLibérationを読まなくては、と思ったわけですが・・・間違いなく、これもただのミーハー根性ですね(笑)
 ヴォキャビュラリィ・ビルドということなら、読書はどうなんだという話もあるかな、と思います。もちろん読書は素晴らしい方法でしょう。ただ、僕は小説が好きなので、文学性の高い文章を原文で読む、というのはなかなかスラスラと行きません。そうすると読む量自体が少なくなり、結果的にヴォキャビュラリィも限られてきます。作家ごとのlexiqueというものもありますし。。。でも僕はいちばん好きな方法で、逆に文学的なコンテクストのなかでその作家の好む表現や単語をくり返しみることによって、無味乾燥(日本の新聞ほどではないとはいえ!)な新聞のなかで得たヴォキャビュラリィより、よほど身に付くようにも思います。ただ、これは僕の性格・趣味の部分でもあり、効率・速度ということでいうならやはり新聞のほうが無駄がない、ということは僕も否定し得ないので、とくに「なんでもええ、俺はとにかく“結果”がほしいんや!俺にはもう時間がないのんや!」というような切羽詰まった方はもちろん(笑)一般には新聞・雑誌のニュース記事の方をお薦めします。(・・・読書については、可能であればいつの日か、僕のフランス語での読書記録、みたいなものもこちらでできればいいかなぁ、とは思っているのですが、さて。。。)En tout cas, フランス語の本を買うならAmazon.frでどうぞ(PR・笑)

 さて、学習書です。「いますぐ覚える音読フランス語」これをお薦めします。ジャケットはかなりダサいんですけど(笑)この本、なかなかすごいなと思うんですよね…。
 帯には「声に出せば忘れない」と大書されていますが…それはまぁ、ともかくとして(笑)僕の考えた使い方は、こうです:まずCDを聞きながら、本文見開き2ページ、単語集見開き2ページを読む。次に本を閉じて、CDを随時止めながら(笑)その文章を書き取ってみる。全部問題なく書けたらそのユニット4ページは終わり、書けなかった文章には印を付けて(笑)こんどまたやってみる。…日本語訳を見てフランス語を書いてみる、というのは和文仏訳的な部分を含んでいますから、これはフランス語にしろ英語にしろ、とりあえずは回り道だ、というのが僕の考えです。(日本のフランス語・英語の試験でいい点を取る必要がある人以外)
 この方法は、もちろんたったいま見た文章をしかも聞いているわけですから(ゆっくり読まれています)基本的には書けるはずなのですが、これがどっこい間違えます(笑) 聞いて書く、というのでは簡単すぎて勉強にならない、という人もいると思いますが、まぁまずやってみて下さい。聞いてスラスラ問題なく書けたら、その表現も語彙もconstructionも、基本的には問題なく身に付いているといっていい、と僕は思いますよ。いや、そういうことにしましょうよ(笑)

 聞いて書く、というならいまはどんな教材にもCDがついているわけですが、とくにこの本をお薦めしたいのは、その内容と構成、語彙の点です。
 4ページごとの60ユニットは大きく6章、日常・社会生活、地理・歴史・風土、スポーツ・文化、文学・化学・芸術、政治・経済・社会、外交・国際社会と分かれています。例によって、謎の“捕らぬ狸”計算をいたしますと(笑)週末ごとに2ユニットずつやっていけば30週、半年と1カ月で終わる、ということになりますね( ;
 各章題をみていただければ判るように、これはちょっとびっくりするぐらい広汎な話題をカヴァーしています。雑誌を端から端まで読んで偏りのないヴォキャビュラリィをつくる、というのはたいへん効率的で手っ取り早い勉強法だと思うのですが、それよりさらに簡単に素早く楽に、わりとバランスのいいヴォキャビュラリィ(当然小さなものになりますが)をつくる、ということができるのではないでしょうか。
 内容は全てフランス・フランス人についてですから、この本を全て終えてしまうと、フランス・フランス人についての日本人にしてはかなり広いひと通りの知識を得ることもできます。…フランスの地形から地方都市の特色、ド・ゴールの偉大さからフランスの労働・失業問題まで語れるようになるし(もちろんフランス語で!)フランス国歌ラ・マルセイエーズの歌詞も覚えられます(笑)さらにユニットごとに短い日本語のコラムがついていて、フランスに興味があればこれだけ読んでも面白い(フランスがいつまで死刑にギロチン(!)を使っていたか、なーんてことも判ってしまう)
 しかも各ユニットに収められているのはたった5-6個の文章で、それがバラバラでも読めるけど、通して読んでもひとつの文章になっている、という芸の細かさ(笑) 多くの会話集の結局はバラバラな会話を頭から覚えるというような苦行(笑)などとくらべて、このテキストを勉強することはずっと面白いはずです( ;
 とにかく語彙・単語というのは単語だけ覚えるというのでは結局回り道で、あるコンテクストの中にあるその単語の入ってるフラーズ自体を身につけるのがむしろいちばん早いわけですから、その単語が入っている文章自体に興味が持てるということがだいじで、だから読書がいちばんなのですが、時間・効率の面でそれが無理なら新聞・雑誌、それも無理ならこの本で…というイメージで考えられる、これは画期的なテキストではないかと思います。
 たとえばフランス人をつかまえて、訥々とでもいいたいことをきちんとぜんぶ話す、というようなことを考えると、この本にでてくる表現や語彙はなかなか有効だと思います。よくある「とっさのひと言会話集」、あれはあれで覚えて使うと瞬間的にトレ・トレ・フランセな雰囲気を醸し出せるのでなかなか愉快なのですが(笑)ああいう本に出てくるのは非常に日常的な感情や状況に対応したフラーズばかりですから、いくらフランス人っぽく聞こえても、内容的には「こうしてああしてこうだった」みたいな、どこまで話しても小中学生レヴェルの会話に終始してしまいます( ; このページをご覧の既に内容を備えたオトナなみなさんはやはり、人と話すなら訥々とでもいいからもうちょっと突っ込んだことや抽象的なこと、人生観や世界観、恋愛観などを語っちゃいたいはずですので(笑)そういう意味で、会話集などを覚えるくらいなら、この本をやったほうがはるかに役に立つように思います。
 たとえば日本の地理や風土や文化について語りたければ、この本に書かれているフランスについての文章を念頭に、日本の内容を語っていけばいいわけです。よくある会話集に収められている例文はこの本でいえば1章 日常・社会生活 の部分に過ぎないわけですから、そう考えてみると、この広汎な内容をやってしまえば比較においてどれほど沢山の話題を喋るときの助けになるか・・・飛躍的なものがありますよね(笑)

 ついでですが、フランスの文化・風習、ということでいうなら、先に挙げた「聞いて書く」という勉強法、まぁ僕たちがこれからフランスの中学や高校に入学する、ということはもはやないわけですが(J'espère・笑)これはフランスの国語教育では一般的な聞き取りdictéeの練習にもなります。dictéeはフランスの大学に入学しようとかDELF・DALFを受けたいというつもりでフランス語を習うと必ず通る道ですので(笑)僕もこちらにきて軽い気持ちで大学付属の語学学校に授業を聞きに行き、その最初の週にバルザックの「ゴリオ爺さん」を300語ぐらい読まれて書き取れといわれ、気絶しそうになったの思い出します(笑)日本にいたとき、それでも少しは前述の方法でこの本を使っていたおかげもあってか(??)思った以上に書けていて、自分で感心したくらいですが(笑)(「これが噂のdictéeか。。。おぞまし過ぎる」などと思いつつ(笑)
日本の大学の第2外語のフランス語では絶対にでてこないこのdictéeという恐ろしい「風習」への入門にも、このテキストでこの勉強法、いちど挑戦してみてください( ; ...le7/04/06


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